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2010年4月27日 (火)

【感想】誤読の部屋 第1回「僕だけの集中力を待っているゆれる体を見ていたら夢(星野しずる)」

こんばんは。もう恋なんてしないなんて言わせないよ絶対。
管理人です。

今回から新コーナー「誤読の部屋」をはじめます!

これは、

31音しかない「盆栽」のような作品世界をを全力で誤読して
「アマゾン」のように広大な大自然を生み出し、えーと、そのー、CO2を削減? しよう!

という「エコ」で「ロハス」なコーナーです!

記念すべき第1回は「非実在歌人」星野しずるさんの作品を「誤読」します。
取り上げた作品の性格上、若干「R-18」っぽい内容ですが、「非実在短歌」なのでだいじょうぶなはず!

あと、「悪フザケ耐性」に自信がない方もご注意くださいね。

■今宵の誤読

今宵の一首

僕だけの集中力を待っているゆれる体を見ていたら夢 (星野しずる)

えっちな歌ですね? わかります。
「ゆれる体」という言葉が入っているので間違いありません!

ちなみに相手は女性ですね? わかりますよー。
ひらがなで「ゆれる」のは98.5%の確率で女性です!
これ短歌の世界では常識です。テストに出ますよ。

冒頭の「僕だけの集中力」とはなんでしょうか?
「僕だけの」とあるので「相手にはないもの=男性にしかないもの」と考えるのが自然です。
つまり「TINTIN」のことですね。
なかなか洒脱な比喩です!

また、そのあとに「(集中力を)待っている」と続くので、
「常にその状態にあるわけではない=変化するもの」だということもわかります。
つまり「勃☆起」のことです!

ここまでで、この歌が、
「えっちの最中になかなか勃たなくて困っている」
よくある情景を歌っていることがわかりました! ←もちろん管理人にはそんな「ふにゃふにゃメモリアル」な経験はないですよ?

これで「ゆれる体」の意味もハッキリしてきましたね。
相手の女性は男性を「エレクション☆きゃぴーん」させるために
いろいろと「(自主規制)」とか「(自主規制)」してあげているのでしょう!

男の方はその様子を凝視しながら「珍棒に精神を注入、もとい集中」しているわけです。

「男の悲哀」そして「女性の献身」
哀しくも心温まる情景ですね……。

謎なのは最後の「夢」です。

「夢のように勃起した」ということ……?
それとも「集中しすぎていつの間にか眠りの世界に」……?
あるいは「志半ばで発車進行! 白線の内側にお下がりくださーい」……!?

もしかしたらそのように解釈する人もいるかもしれません。
でも甘いです。スイーツ(笑)です。
ハッキリ申し上げて「古今和歌集の教養不足」です!

これは「夢オチ」と読むのが正しい解釈です。

つまり、

「くっ。役立たずの俺のためにコイツはここまでしてくれているのに、なんで俺のレゾンデートルはアウフヘーベンしないんだ……! 勃ちあがれ日本! 勃て! 勃つんだジョニー! ……あ、夢か

というわけです。

泣ける……。

ただ、この作品に一点問題があるとすれば、「夢」の前が一字空きになっていない、ということですね。

今宵の改作

僕だけの集中力を待っているゆれる体を見ていたら 夢

となっていれば、先ほど3つほど例示したような誤読をされる可能性はなかったはずです!

したがって、完璧な作品、とは言えませんが、「男の悲哀の極地」を描いて見せた傑作とは言えましょう。

今宵も素敵なお歌をありがたう。

*

第一回いかがでしたでしょうか?
ブーイングがあまりにも多かったら第二回は中止しまーす☆

それでは!

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コメント

ご挨拶おくれました。初めまして。佐々木あららです。
星野しずるを引いていただき、ありがとうございます。

意図的な深読みはなかなか天然の誤読に勝てない、と常々思っています。

星野しずるでいうと、僕の大好きな誤読はここのコメント欄です。
http://ogihara.cocolog-nifty.com/biscuit/2009/10/20091013-9778.html

というより、星野しずるはどう理解しようとも絶対に誤読であるわけですが。

では、今後ともよろしくお願いします。
ブログ、楽しみにしています。

投稿: 佐々木あらら | 2010年4月28日 (水) 02時40分

佐々木あららさんはじめまして!
コメントありがとうございます。

リンクしていただいたコメント読みました。
荻原裕幸さんが、どうコメントを返したのか気になるところです…。
裏でフォロー? それともスルー?

あと、「深読み」とか「改作」の練習台として、「しずる短歌」を使うのはアリだなーと思いました。
適度に突っ込みどころがあるし、突っ込んでも誰も傷つかないですからねー。

そんなわけで、コーナーの性格上、今後も星野しずる作品ばかり取り上げることになりそうです…。

それでは!

投稿: 短歌ウルフR管理人 | 2010年4月28日 (水) 14時04分

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