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2010年4月11日 (日)

「枡野浩一のかんたん短歌blog」投稿作品の感想

記事が「ちんちん」や「おっぱい」ばかりだと運営から目をつけられそうなのでまじめに感想を書きます・・・。

基本的には<三月の中間発表>で取り上げられた作品が中心です。
http://masuno-tanka.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-d5ed.html

お気に入りの歌だけを取り上げて、愛情のこもった感想を書くことにします!

■感想

チロルチョコ三粒ほどの好きなのでブランド菓子で返事は困る (小川凜)

とか言ってほんとは好きなんだろコノヤロー!
チロルチョコでも種類によって愛情度は変わりそうですね。
「きなこもち」味なんか本命だと思うけどどうだろう。
そんなわけないか。
小川凛さんの短歌はアベレージが高い印象。
言葉の結晶度が高いです。

さようなら いつから嘘だったかなんて どうでもいいと思っておくね (笹木真優子)

どうでもいいと思わないとやってられないもんね・・・。
この強がりがいじらしい。
でも男によっては「うざい」と感じるので気をつけて!

行くたびに自己紹介をさせられるような気持ちで4年通った (花緑青)

これはつらい・・・。いわゆる「ぼっち」ってやつですね・・・。
比喩も適切だし、これしかない、という言葉の完成度。
孤独が短歌を育てるんですね。
いやなんか、花緑青さんがそうだったということにしちゃってますけども。

君の胸ポケットに手を入れさせて誰もいないって確かめさせて (山口朔子)

かわいい!
でも本気で誰かいると思って言ってたらちょっと怖いです・・・。
胸ポケットに誰がいるって言うんだ。
借りぐらしのアリエッティですか?
そんなのいないから!

「泣いていい?」とかずるいだろ いつだって俺のためには泣かないくせに (真木さわこ) 

真木さわこさんの短歌は「素直になれない」感じがうまく表現されていてかなり好き。
きっとツンデレだな。うん。
この歌も雰囲気があって好きなんだけど、文意はちょっとあいまいかなあ。

友達のひとりだけれど無防備に信用すんな好きなんだから (真木さわこ)

<三月の中間発表>に投稿されていた歌のなかではこれが一番好き。
シチュエーションをいろいろ妄想できた。
恋愛対象に見られていないつらさとか、
彼女にも見せない素顔を見られることの優越感とか、
関係性を深めることが怖くて現状に甘んじている臆病な感じとか、
いろいろ妄想が浮かび「ああもう!」という感じです。
ごちそうさまでした。

肩コリのせいだよきっと 君が今俺に怒っていることぜんぶ (篠原謙斗)

そんなわけないだろ!
篠原謙斗くんはなんもわかってないんだから!
サイテイ!
でも実際にそんな理由もあり得るのが女心のおそろしいところです・・・。

「好き」だって言いたかったのに「好きな子はいないわけ?」とか言っちゃうあたし (真木さわこ)

ツンデレ歌人真木さわこさんの本領発揮ですね!
ああもう!

さよならは唯一あなたがくれたもの 涙はおまけだったんだよね? (篠原謙斗)

またそうやって疑問形で皮肉を言う・・・。
でもこのちょっと冷めた感覚が篠原謙斗さんの魅力だと思います。
篠原謙斗さんの作品も全般的にレベルが高い。

笑ってる私を思って笑ってるあなたを思って笑ってるから (is)

ほほえましい光景ですなー。
笑いの無限ループですね。
現実には無限に笑っていられるわけがないので、
どこかでどちらかが笑わなくなるんだろうけど、
その瞬間を想像すると背筋が凍ります・・・。

幸せのうまい醤油を分けてくれ 遠くのキッコーマンに手を振る (花緑青)

なんだこれ?
こういうナンセンスな短歌は大好きです。
でもこれが前出した「ぼっち短歌」の花緑青さんの作品だと思うとまた別の感慨が。
花緑青さん。だいじょうぶか。元気だせよ。

親指の圧力だけで鉛筆の黒さも知らず書いてゆく歌  (ショージサキ)

ショージサキさんの作品も全体的にレベルが高い。
自作の良し悪しを見極める目が良いんだろうなあ。
センスも良いよね。自分には作れないなあと素直に感心します。

願わくは好きにならないちょうどいい感じで優しくしてもらいたい (花緑青)

めんどくさいなー。
でも、人のやさしさに慣れていない、臆病な感じが魅力的です。
そういう人にしかつくれない短歌ってある。
だから元気だせよ。とりあえずキッコーマン買おうぜ。

プレゼントされたカップはあなたよりわたしと長く居てくれている  (ショージサキ)

そうなんだよねえ。
プレゼントって別れたあともなかなか捨てられないよねえ。
でも「居てくれている」ってことは未練たらたらだな。
振られたのか。
ショージサキさん。元気だせよ。
これもきっちり完成している作品ですね。

ごめんって同時に言ったあのときが いちばん幸せな時だった(真木さわこ)

デレ入りましたー!
でも切ないな・・・。
終わってしまった恋のはじまりのころを振り返ってデレるのは切ない。
細かいことだけど、一字あきっているかな。

折れたってことは硬くて細長いものだったんだ 僕の心は (仁尾智)

枡野浩一さんいわく「まだ言葉が動きそうだけど」ってことだけど、
「折れたってことは硬くて細長いものだったんだ」って部分は完璧だと思う。
盲点をつくような新しい発見のある良いフレーズですよね。

セックスをする時だけはバカになるつもりでしたがいかがでしょうか (篠原謙斗)

また疑問形・・・。
篠原謙斗さんはとんだ「疑問歌人」ですね!
事後の冷めきった感じと、最中のバカになっている感じのギャップがおもしろい。
クールぶっている篠原謙斗さんにはぜひ「いやあんたいつもバカじゃん」と相手の女性に罵られて欲しい。
・・・意外と俺は言われたいかも。

この時期に「ホワイトデー」と口にする男はチョコを貰ったやつら (福乃麻夜)

福乃麻夜さんは女性ですよね。
どうしてここまで非モテ男子のルサンチマンを表現できるんだろう。すげーな。
男のかわりにもっと言え!
どうぞよろしくお願いします

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