【緊急ポスト】「枡野浩一のかんたん短歌blog」が休止……だと……!? #kantantanka
こんにちは。良かった……病気のこどもはいないんだ。
管理人です。
それはそうとみなさん!
「枡野浩一のかんたん短歌blog」が休止だそうです……。
管理人はこの記事を読んだあと、しばし呆然とし、
その後おもむろに全裸になって、小一時間ほど「どうしてこうなった音頭」を踊りました。
それほどショックでした。
経緯についての詳細には、あえて触れません。
枡野浩一さんからしてみれば、
もともとブログ運営のテンションが下がっていたところに、
最後の一撃を喰らった、という感じだったんでしょう。
善意の無償活動だったので、今回の決定もやむなしかな、と推察します。
また、今回の件はいわゆる「最後の藁=ラスト・ストロー」というやつなので、
「自分のせいで休止……」と思い悩んでいる人がいたら、
必要以上に思い詰めないで欲しいなーと思います。
大切なのは、単に思い詰めたり、悲しむことではなくて、
自分の心にある欲求をじっと見つめた上で、
枡野浩一さんの発言の真意とか立場も熟考し、
自分のとるべき行動を考えることではないでしょうか。
幸い、今回は「中止」ではなく「休止」です。
ゆっくりねむって、それぞれが、自分の表現の核を見つめ直すいい機会かもしれません。
*
話は変わるようですが、管理人は、短歌の敵は「世間」だと考えています。
短歌の課題は「短歌に興味がない人に読んでもらうための戦い」に勝利することです。
短歌なんて、世間的には、ほぼ黙殺されている文芸です。
ましてや、名もない人の作品が注目されることなんてまずありません。
みなさんも思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
そんな状況にあって、
「枡野浩一のかんたん短歌blog」という場は、
孤独で、無名な、管理人のような作り手と、
短歌に興味がない読み手を結びつけることができた、
数少ない、現状では最良の「場」です。
そしてそれは、
枡野浩一さんの発言力と、
短歌をつくっている人に手を差し伸べるという、
枡野浩一さんにとってみれば大変なだけの、
我々としてはありがたすぎる善意のおせっかいがあって、
ようやく成立しているある種の「奇跡」です。
だから、こうした「場」を幸運にも「利用」できる作り手として、
管理人は、枡野浩一さんへの感謝のきもちでいっぱいです。
枡野浩一さん、いつもありがとう!
また、少し話はズレますが、
短歌マーケットの裾野を広げる枡野浩一さんのこうした活動は、
短歌の世界から、もっともっと評価されるべきだと思います!
*
以上ものわかりの良いことを書いてきましたが、
本当に伝えたいメッセージは「ブログやめないで!」ってことです!
他にも、本当は「やめて欲しくない」と思っている人がいるなら、
すなおに「やめないで!」って声を上げてみたらどうでしょう。
言われる方は、そのほうが嬉しいと思う。
やめる理由すごくわかるよ でも俺はあなたと一緒に働きたいよ (長瀬大)
それでは!
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