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2010年5月26日 (水)

【復活!】「第十回文学フリマ」ぶらり見学レポート

こんにちは。管理人です。
好きな言葉は「明日の自分に任せた」です。
今年もよろしくお願いします。

昨日、

「第十回文学フリマ」ぶらり見学レポート

と題して、簡潔なレポートをお届けしたのですが、
一部のモンスターカスタマーから恫喝まがいのモンスタークレームがありました!

暴力にはきっぱりと屈することがポリシーなので、
すんなりと恫喝を受け入れようと思います。

というわけで前回の続きです!
未読の方は先にそちらをどうぞ。

今回は、「文学フリマにおけるプロモーション方式」という切り口でレポートしまーす。

*

文学フリマは大展示ホールという、
東京のドムドムバーガー3万個ほどの広いホールに、
400を越えるサークルがうじゃうじゃとひしめいている、
ちょっぴりカオス☆なイベントです。

それぞれのサークルの前には長机が置いてあって、
そこに出品物を平積みにして、訪れた人たちが罠にかかるのをじーっと待つ、
そんな黒い欲望に濡れたイベントを想像していただければだいたい間違いありません。

サークルは「小説」「詩歌」「評論」の3ジャンルに大きく分類されていて、
それぞれの分類で売り場がまとめられています。

それにしてもすごい数なので、ちょっと覗いたところで、
自分の気に入る作品にめぐり合える可能性はかなり低い!

これをサークルの立場からいうと、
気にいってくれるお客さんに自分たちの作品が発見される可能性が低い!
ということでもあります。

そんなわけで、各作品がどのように作品をアピールしているのかという
「プロモーション方式」に注目して会場をぶらぶらしてみました。

い、以下にその代表的な方式を書いてみるんだからね!

■公式カタログ

最も基本的にして、効果が高そうなのが「公式カタログ」です!

ちょっと「公文式タガログ語教室」と勘違いしそうな名前ですが、
これは文学フリマに参加する全サークルの作品情報がまとめられた冊子です。
しかも無料!

管理人は、「アウェイ感」に気圧されて1時間ほど入場できなかったので、
発見にはだいぶ時間を要したのですが、
「文科系エリート」のみなさんであれば、入場してすぐのところでもらえるので、
ものの5分でゲットできると思います!

あと、すごく恥ずかしかったのですが、
文学フリマでは、カタログをもらう時に、
「カタログゲットだぜ!」と大声で叫ばないといけないようです。
まあ無料なので仕方のないところですね。

400サークルもあると、全部に目を通すというわけにはいかないのですが、
ぱっと目についた文章に、引き込む力があれば、ちょっと行ってみようかなという気になります。

キャッチーな1、2行のキャッチフレーズと、興味をひくような補足情報があると、
集客にかなりの効果がありそうです。

■見本誌

文学フリマにおける「試食品コーナー」「見本誌コーナー」です!

会場はごちゃついているので、気軽に立ち読みできる感じではありません。
でも文章なんて、実際に読んでみないとわからないですよね?

そんな愛のままにワガママなあなたの欲望を叶えてくれるのが、
大展示ホールとは別に用意された「見本誌コーナー」なんです。

この秘密の小部屋には、各サークルのが作品が、見本誌として置かれています。
試食品とは異なり、たぶん食べちゃだめなんですが、読むことはできます。

そこで気になる作品を見つけたら、カタログを参照して、
そのサークルの売り場に行けばいいわけです!

絵なんかと異なり、ぱっと見で質を判断できない文章ジャンルの作品にとっては、
必須のプロモーションと言っていいのではないでしょうか。

■POP

本屋さんなんかによく置いてあるあれです。
「スタッフのおすすめ!」とか「本年度ナンバーワンミステリー!」とかああいうやつですね。

平積みにしている本は目立たないので、POPは効果的です!

特に表紙に作品情報がまったくないような場合は、
POPにわかりやすくセールスポイントを書くのが良さそうです。

■本

本の「外見」自体も重要です!

やっぱカラフルだったり、イラストがあしらわれていると目につきます。
本の造形や材質が変わっていても同じような効果があると思います!

たとえば直径1メートルくらいの超巨大本とか。
電子顕微鏡でないと読めないナノサイズの極小本でもよろしかろう。

■のぼり

「旗」みたいなやつ。

さすがにのぼりを使っているサークルはほとんどありませんでした。
コストもかかりそうですしね。

でもやっぱり目立ちます。
クオリティを下げれば、安くあげる方法もあるんじゃないかなー。

■呼び込み

売り子による「呼び込み」も効果的。

個人差はありますけど、声をかけられないと買いづらい人は結構多い。
嫌がる人も少なくなさそうですけど、差し引きすると声をかけた方が良いのでは?

ケースバイケースで使い分けることができればベストですね!

■コスプレ ※

別にコスプレじゃなくてもいいんですが、「売り子のビジュアル」も大事かも。

着物姿の女の子がちょこんと座っていたら、それだけでそのブースに行きたいですもんね!
しかも、思わずおっぱいがぽろりとこぼれていたら、それだけで5冊はお買い上げしたいですもんね!
でもその女の子はちょっとヤバいですよね!

それは冗談という建前にして、人の注目を集めるという意味ではアリかと。

※コメント欄でご指摘をいただきましたが、文学フリマはコスプレ禁止だそうです!

■その他

会場では見かけなかったのですが、
ラップトップPC(次回だとiPadとかで作品紹介ムービーを流しつづけるのも良いかもしれません。

作り手さんには「プロモーションなんてあざとい……」みたいな意識があるかもしれませんが、
同じ作品だったら、多くの人に見てもらえた方が良いですよね?

そういう意味では、プロモーションには、まだまだいろいろと工夫の余地がありそうだなーと思いました。

*

ちょっと簡単すぎる、そしてあとになるほどやっつけ感のある紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
文学フリマレポートについては、購入した本や、会った人など、もう少し管理人個人に引きつけたレポートを、後日書くつもりです。

そちらもよろしくお願いします。

ではまた!

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コメント

やっつけて!

投稿: is | 2010年5月26日 (水) 22時51分

あ、文学フリマは「コスプレ禁止」なのですよ。
家から着物着てくのなら、まあ、咎められはしないでしょうが。

漫画とかの同人イベントでも、コスプレ可にすると撮影や着替え用の場所がいるので、不可なケースは意外と多いです。

投稿: 夏己はづき | 2010年5月26日 (水) 23時30分

isさん、あたいに任せといて!

夏己はづきさん、ご指摘ありがとうございます。本文訂正しておきました。
着物の人がいたので、コスプレ全般がオッケーなのかと思っちゃいました。

それでもちょっとした工夫はできそうですよね。
POP機能を兼ね備えた帽子をかぶるとか……。
男だったら「レザボアドッグス」なスーツで揃えたりしたいです!

投稿: 短歌ウルフR管理人 | 2010年5月27日 (木) 07時19分

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