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2010年5月 5日 (水)

【短考】「表現者としてのタイプ」を把握してストレスフリーの作品づくりを!(前編)

こんにちは。原子炉の制御棒が外れていますよ?
管理人です。

みなさんは、フリーペーパーの『WB』をご存じですか?
主要な図書館や書店に置いてある文学関連のフリーペーパーです。

2010年春号のvol.19には、

「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした

というタイトルで、詩人の谷川俊太郎さん歌人の枡野浩一さんの対談が載っています!

そこでこういう発言が載っていました。
少し長いですが引用します。(太字強調は筆者)

谷川 ぼくは枡野さんとは違って、最初っから商売。三好達治にいちおう認められて、「文學界」に載って、徐々に注文が来だす。でもぼくは大学に行っていないし、「どうやって食っていこうか」がいちばん大きな問題だった。それで「書くしかない」と思って、来る注文でできることはぜんぶ引きうけていたんです。子どもを対象にしはじめたのも、マーケットとして、いわゆる現代詩よりも童話とか童謡のほうが金になると踏んだからなんです。

枡野 それはたいへん明確な姿勢で、すがすがしい。

谷川
 みんなに嫌がられますけどね。詩はそういうもんだと思っていないから。十代の終わりから「商売でやるんだ」とはさすがに考えていなかったけれど、「なんとか食わなきゃいけない」というのが、「いい詩を書こう」という意識よりもはるかに強かったのは確かなんです。

現代詩の世界に詳しくない管理人のような人間でも知っている、
「詩人の代表格」のような谷川俊太郎さんが、
「マーケットを意識していた」と発言されたことに、管理人は強く勇気づけられました!

他にも気になる発言が盛りだくさんの『WB』vol.19
ぜひ手に入れて読んでみてください。

ちなみにこの対談の完全版は、
2010年5月中旬ごろに「早稲田文学編集室ウェブサイト」で公開するそうです。

そちらも要チェックですね!

*

ところでみなさんは、先の谷川俊太郎さんの発言についてどう思いましたか?
また、その発言に「勇気づけられた」という管理人のような態度については?

もちろん谷川さんの発言に全面的に同意する人も大勢いると思います。

でも、谷川さんが

「みんなに嫌がられますけどね。詩はそういうもんだと思っていないから。

と指摘する人たちの方にシンパシーを感じる人たちも多いのではないでしょうか。

これは「どちらが正しいと言うものではない」と管理人は考えています。
それは単純に「表現者のタイプの違い」です!

そこで今回と次回の2回に分けて、

「表現者としてのタイプ」を把握してストレスフリーの作品づくりを!

というライフハックブログみたいなタイトルを掲げて、「表現者のタイプ」について考えてみるんだからね!

■表現者のタイプを2つの軸で整理してみる

例によって、ちょうシンプルに表現者のタイプを整理してみます!
2軸からなる、いわゆる「田の字チャート」を使います。

うだうだ説明するよりもチャートを見てもらう方が早いので、まずはチャートどーん!

Type_of_creator

横軸は言ってみれば「表現の源」を表します。

左が「爆発型」で、自分の中に「マグマ」のような表現意欲があって、「吐き出さざるを得ない」というタイプです。

右は「発掘型」で、「爆発型」と違って、自然に湧き出てくるというのではなく、「自分の内面を掘り起こす」必要があるタイプです。

違う言い方をすると、

爆発型: 表現をするとスッキリする/表現をしないと生きていけない/表現自体が目的
発掘型: 表現をするとぐったりする/表現をしなくても生きていける/表現は目的達成の手段

という感じでしょうか。

縦軸は言ってみれば「社会との関わり/承認要求の強さ」を表します。

上が「大物型」で、より多くの人たちからの社会的承認を必要とするタイプです。
違う言い方をすると「他者からの評価をより重視するタイプ」といえます。

下が「孤高型」で、社会的要求がなくても満足できるタイプです。
違う言い方をすると「自己評価をより重視するタイプ」といえます。

この2軸の組み合わせで、大雑把に4つのタイプに分けたのが、このチャートというわけです!

ちなみに管理人は、Bのタイプだという自己認識です。
みなさんはどうでしょう?

さて、次回「それでこのタイプ分けがどう役に立つんじゃい!」ということを書いていこうと思います。

ではまた!

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