« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月の15件の記事

2010年12月26日 (日)

【短考】ひとり歌会のすすめ

3594171841_62a5cecb75_z
"Some rights reserved by JB London"

メリークリスマス。管理人です。
みなさんは何歳までサンタクロースを信じていましたか?

こういうことを聞くと、
「なに言ってんだ! サンタはいるに決まっているだろ!」
なんて大げさに力説する面倒くさい人が必ずひとりはいるものですが、
それも含めてクリスマスってステキですよねー。

これは管理人の父親(昭和20年代うまれ)の話ですが、
クリスマスに靴下(ふつうの靴下)を枕元に置いていたところ、
翌朝おまんじゅうが入っていたそうです。

ステキですよねー。

さて、そんなステキなクリスマスを恋人なしで過ごした管理人ですが、
なんかあれですか、
「クリスマスは恋人と過ごさないといけない」みたいな法律でもあんの? ああん?

まあそんな逆ギレはどうでもいいんです。
今回は「ひとり歌会」のすすめです。

過去の傑作エントリー(自分で言うな)

【短考】自分の短歌が思うように評価されないのはなぜか?

でも書きましたが、他人から批評をもらうことは重要です。

それは、

孤独に作品を作りつづけるだけでは成長にも限界がある

からです。

翻って短歌の世界では「歌会」が相互批評の機能を提供しています。

ただし、特に初心者のうちは、
批評することにも批評されることにも心理的抵抗があるのではないでしょうか?

そこでおすすめするのが「ひとり歌会」です!

要するに、

作者=自分、批評=自分、司会進行=もちろん自分

という自分まみれの歌会なのですが、
どれだけ厳しい意見も自分の意見だし、
素直に受け止められることが最大のメリットです。

詳細は過去に開催した管理人の「ひとり歌会」(このときは「感想会」)をご覧ください。

長瀬大の「ひとり題詠マラソン感想会」

このようにメリットがいっぱいの「ひとり歌会」ですが、
唯一のデメリットは「おそろしく虚しくなる」ってことですね・・・・・・。

まあ「孤独が作品を育てる」ってことでそこはひとつ。
「孤独なクリスマスが愛を育む」のと同じように。(てきとう)

メリークリスマス。
なんであれみんなが笑顔でいられますように。



人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月19日 (日)

【短考】本多響乃さんの試み「パトラッシュで短歌を詠むよ」で見えたネット短歌の最新モード

2724175411_74293899db_z_2
"Some rights reserved by tashmahal"

2010年の12月16日から12月17日にかけて、
Twitterの短歌クラスタのタイムラインが大量の「パトラッシュ」に占拠される事件が起きました。

仕掛け人は本多響乃(mymhnd)さん。

ハッシュタグ #patrasche_tanka を使って、
短歌クラスタの人たちに「パトラッシュ短歌」をつくることを提案したのです。
(以下、本多響乃さんのTweetを引用)

パトラッシュが百匹いたら百匹につかれたよっていいたい気分(本多響乃) パトラッシュで短歌を詠むよ。 #patrasche_tanka

その宣言を皮切りに、大量のパトラッシュ短歌が投稿されました。

Togetterにまとめられたものだけでもその数は170を超えています。
(感想TweetやRetweetも含めた数字)

【Togetter】パトラッシュで短歌を詠むよ

これは個人的に非常に興味深い現象でした。

というのも、

  1. 周到に練られた計画ではなく即興的にはじまった企画にも関わらず、
  2. 非常に多くの人たちが参加し、
  3. 非中心的で非階層的な場の構造にも関わらず、
  4. 特に問題も起きずうまく(自律的に)運営されていた

からです。


■ネット短歌の歴史

「ネット短歌」
という冗談みたいな時代錯誤のジャンル名があります。

伝説によると当時の人々は、
「ネット短歌」と「それ以外の短歌」では、作品内容に本質的な違いがあるに違いない
と考えていたそうです。

その仮説の真偽は永遠に脇に置いておくとして、
利用技術という側面から「ネット短歌」を定義することは可能かもしれません。

そんなに詳しくはないですが、
従来のネット短歌の歴史を技術という切り口でまとめるとこんな感じになります。

1. 初期の「掲示板(BBS)」を利用したネット歌会の時代
2. ブログを利用したより手軽でパーソナルな短歌発表の時代

技術の発展によって、「より手軽に」なっていったのは確かですが、
大勢が参加する歌会などは、依然としてコーディネーターを中心とする、
組織化された運営が必要でした。

言うまでもなく、この仕組みは運営者に大きな負担がかかります。
それが開催の即時性や継続性の大きな障害になっている、というのが個人的な印象でした。


■コンテンツからコミュニケーションへ

それに対して「パトラッシュ短歌」では、
運営者に過度に依存をしない仕組みがうまく機能していました。

そしてそれを実現したのがTwitterのハッシュタグという技術です。
そこでこの技術を先ほどのネット短歌の歴史の中に位置づけるとこんな感じになります。

3. Twitterなどのソーシャルアプリを利用したコミュニケーション中心の時代

「コンテンツからコミュニケーションへ」というのが、
現在のメディアの大きな潮流ですが、
それを実現しやすい技術の利用に伴ってネット短歌もその方向に進んでいくのかもしれません。

掲示板の時代を「ネット短歌1.0」
ブログの時代を「ネット短歌2.0」とすれば、
Twitterをはじめとするソーシャルアプリの時代は「ネット短歌3.0」といえるでしょう。

まあなんというか全部冗談ですが。


■まとめ

ネット短歌3.0(笑)」はともかく、
今回の「パトラッシュ短歌」の試みはとても良かったと思います!

気軽に実現できるツールもあるんだし、
いろいろな人がどんどん企画して、盛り上げてくれるといいなー。

最後になりましたが、

パトラッシュが百匹いたら百匹につかれたよっていいたい気分(本多響乃)

この作品は名作ですね・・・・・・。
この歌がなかったら「パトラッシュ短歌」もここまで盛り上がらなかったと思う。

それではまた!

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【新作短歌】いてくれる

20090106_0_2
"All rights reserved by Nagase Masaru"


いてくれるだけでいいんだパトラッシュ ううんなんでもないよ おやすみ(長瀬犬)

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (3) | トラックバック (0)

【新作短歌】「ねむい」とか

3393266419_caee59e5f8
"Some rights reserved by certified"


「ねむい」とか「つかれた」だとかもうぼくに打ち明けないで! パトラッシュより(長瀬犬)


人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【短考】「何を書くか」は「物の見方」にかかっている - 視点・視野・視座でユニークはつくれる!

374081831_e119de2e6c
"Some rights reserved by dicktay2000"

こんにちは。ロクデナシです。

管理人のロクデナシについての考え方は、

http://twitter.com/tankawolf/status/16102960375271424

を読んでいただくとして、さくっと本題に入ります!

前2回は、
「何を書くか」より「どう書くか」が重要だと言われているがそれは本当だろうか
ということを考えてきました。

【短考】短歌は本当に「何を書くか」より「どう書くか」が重要なのか?
【短考】短歌において「どう書くか」の重要性がだんだん低くなる理由

 

また、その後、枡野浩一さんなどから反論を受けて、
Twitter上で自分の考えを整理しました。

その内容は「岡ちゃん」ことゲゲゲの岡本雅哉さんが
Togetterにまとめてくれましたので、ぜひご覧ください。

「短歌は何を書くかよりどう書くかが重要…なのか?

今回は

どう書くかが重要なのは初級のあいだの話で、
中上級になってくると、
何を書くか(テーマ)」の重要性がより高まってくるのではないか?

という当初仮説を引き継いで、
「じゃあどうしたらいいのか?」ということについてのアイデアを提示してみます。

大上段に構えておいてなんですが、まあほんとうに簡単なアイデアです。
人によっては常識かもしれません。

キーワードは「視点」と「視野」と「視座」です。



■「何を書くか」の良し悪しは「物の見方」にかかっている

技術的に拮抗してくる中上級では、「どう書くか」で差をつけることは難しい。
そこで重要になってくるのが「何を書くか」です。

ここでいう「何を書くか」は「テーマ」というよりは「物の見方」に近いです。

人にはない発想、ユニークな視点、斬新な切り口・・・・・・。

人によってはそれも「どう書くか」に含めるかもしれません。
ともかく中上級で差がつくのはこの部分です。

また、これは、技術と違って、経験を積めば能力が向上するものでもありません。

中上級の人たちで「無難だけどつまらない短歌」を作っているとしたら、
この部分の能力不足を疑ったほうがいいかもしれません。

では、どうしたら「物の見方」が良くなるんでしょうか。



■視点と視野と視座の違い

方法はいろいろとありそうですが、
今回は「視点」と「視野」と「視座」に絞って話を進めます!

まず、みなさんはこれらの違いを説明できますか?
結構、混同して使っている人が多いと思います。

簡単に説明するとこんな感じです。

視点:対象のどこに着目するか。着眼点。鋭いかどうかが大事。
視野:範囲をどこまで広げるか。空間なら狭いか広いか。時間なら短いか長いか。
視座:どの立場から見るか。高いか低いか。

少し抽象的なので、具体的な例で説明しますね。
たとえば「和田アキコ」を例にとります。

まず視点
「でかい」「女性」「髪型」「ご意見番」「シンガー」など着眼点はいろいろあります。
そのどれに着目するのか、それが視点の良し悪しを決めます。

次に視野
見るべき対象をどこまで広げるかも重要です。
たとえば単に「芸能人」として見るのではなく「私人としての和田アキコ」まで視野を広げたり、
現在の「リーブ21」的な活動だけではなく、過去の「女番長 野良猫ロック」まで視野を広げると印象はがらっと変わります。

最後に視座
子供から見ると巨神兵ですが、ガリバーから見れば小人です。
あるいは勝俣目線だと「アッコさんすげー!」ですが、旦那さんから見れば「アッコかわいいよアッコ」となるはずです。

どうでしょうか。
同じものでも、ちょっと見方を変えるだけで印象ががらっと変わると思いませんか?

■すずめのすすめ

もしあなたが自分がつくった作品が退屈だと感じたら、
視点を変えて違う特徴に着目してみたり、
視野を広げて(あるいは狭めて)みたり、
視座を変えてみてはどうでしょうか?

きっとまったく違う作品に生まれ変わりますよ!

見慣れた風景もすずめのように空から見下ろしたら新鮮に映るはず。
私たちもすずめのように短歌をさえずりたいものですね?

強引にまとめたところで今回はここまで!

それではまた。

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年12月 8日 (水)

【短考】短歌において「どう書くか」の重要性がだんだん低くなる理由

273906213_afc8c5e4f2
"Some rights reserved by opencontent"

 

こんにちは。管理人です。
好きなタイプは蕎麦を食べる系後輩女子です。
どうぞよろしくお願いします。

さっそくですが、今回は前回のつづきです。

簡単におさらいしますよ?   

「短歌は何を書くかよりどう書くかが重要だ」

という意見がありました。

これは確かにもっともです!
でもそれだけじゃないような気がする・・・・・・。

そしてその違和感の原因として、

どう書くかが重要なのは初級のあいだの話で、
中上級になってくると、

「何を書くか(テーマ)」の重要性がより高まってくるのではないか?

という仮説を提示しました。

ここまでが前回の内容です。

今回はその仮説に妥当性があるのかを検証していきます!
といってもそんなに大層な話じゃないので、かるーく読んでくださいね。


■好きな歌人ランキング

まずは質問です。

みなさんの好きな歌人は誰ですか?
3名くらい頭に思い浮かべてください。

あ、短歌を知らない人は、
川柳でも詩でも小説でも漫画でもいいので、
自分の興味があるジャンルに置き換えてくださいね?

思い浮かべましたか?

では、次の質問です。
今思い浮かべた人たちの技術レベルを順位付けしてください。

(チクタクチクタクポーン)

さらに、次の質問です。
今思い浮かべた人たちの技術レベルを100点満点で採点してください。
ちなみにあなたの点数を70点としましょう!

(ポクポクポクチーン)・・・・・・木魚?


■みなさんの答えを予想します!

もちろんみなさんの答えを知る由はないんですが、
きっと、採点はできなかったか、
できたとしても同じような点数になったんじゃないでしょうか?

80点台とか90点台とか、高得点でだいたい固まっちゃうとか。
違うかな?

言いたいことはこうです。

技術レベルはある一定のレベルを越えるとほとんど差がなくなる

もう少し正確に言い直すとこうなります。

技術レベルはある一定のレベルを越えると、受け手への影響が小さくなっていく

すごーく簡単にいうと、
もともと技術的にすごかったひとが、
さらに技術レベルをあげたとしても、
読み手の感動が比例して増すわけじゃないってことです!

これって多くの読者の実感に近いんじゃないでしょうか?

何故そうなのかについての答えを持っているわけじゃありませんが、
経済学でいう「限界効用逓減の法則」はその有力な原因仮説だと思います。

限界効用逓減の法則 - Wikipedia

つまり技術レベルを上げれば上げるほど、
上昇あたりの読者の効用は薄くなっていくというわけですね。


■好きな作品なのに間違えて覚えている人が多いのは何故なんだぜ問題

最後に、前回のエントリーでも触れたこの問題についても簡単に。

ここまでの説明を読んできたら予想がつくかもしれませんが、
結局これも「受け手が得られる効用」の問題だと思うんですよね。

作り手としては、
魂を込めて一字一句にこだわり抜くわけですが、
読者にしてみれば「てにをは」がちょっと違っても得られる効用に大差はないわけです。

だから正確に覚えるインセンティブがない。
だから間違える。

もちろんそれは受け手の「感度」の問題かもしれません。
作り手としてそう言いたくなる気持ちもわかる。

でもそれが現実です。

*

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

ところで!

実はこのテーマは今回が最後じゃありません。
あとちょっとだけ続くんじゃ。

次回は、まとめというわけじゃないですが、
「じゃあ中上級で大事なのはなんなんだぜ?」
という疑問に取り組んでみようと思っています!

ではまた!

P.S Twitterの #idealgirls もよろしく!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年12月 7日 (火)

【短考】短歌は本当に「何を書くか」より「どう書くか」が重要なのか?

4953529831_c825759e36
"Some rights reserved by katerha"

12/4の枡野書店ラジオで、枡野浩一さんがこんなことを言っていました。
(USTREAMの調子がわるく、プレイバックで確認できていないので、意訳です)

「短歌は何を書くかよりどう書くかが重要だ」

なるほど。

確かにそうだよなー。
表現が稚拙だと、どんなに鋭い内容でも良い作品には見えないもんな。

結論:短歌は何を書くかよりどう書くかが重要である! 以上! 解散!

いやいやいや。

いやいやいやいやいや。

ちょっと落ち着こうか?

なんだろうなー。

この結論ってなんかちょっと引っかかりませんか?
少なくとも管理人は引っかかりました。

言っていることは正しいんだけど、どうもそれだけじゃないような・・・・・・。

じゃあ、どこが引っかかるのか?

結論的に言っちゃうと、

どう書くかが重要なのは初級のあいだの話で、
中上級になってくると、
「何を書くか(テーマ)」の重要性がより高まってくるのではないか?

というのが管理人が考えた「引っかかり」の原因仮説です!(あくまでも仮説ですよ?)

今回はイントロダクションとして仮説の提示だけで終わりますが、
今後、何回かにわけて、その仮説を検証していきたいと思います。

そうそう。

同じ日の枡野書店ラジオにて、

「好きな作品なのに間違えて覚えている人が多いのは何故なんだぜ問題」

が提起されていましたが、その問題も、この話に関わってくると見ています!

それでは今日はこの辺で。
風邪ひくなよ?

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 6日 (月)

【短考】雲を見あげるまえに欲望の根をつかまえろ

88641569_26e235181c_z
"Some rights reserved by Délirante bestiole [l'Amour est ailleurs... toujo
"

こんにちは。管理人です。

去る12月5日(日)に、東京で「文学フリマ」というイベントが開催されました。
すごーく簡単にいうと「コミケの文芸版」です。

コミケもわからない人のために説明すると、
まああれだよ、築地市場のマグロ? そのマグロを文芸に置き換えてみなさいよ。

それ。

管理人は「それ」には参加しなかったのですが、知り合いが何人か参加しました。
で、その人たちがTwitterでさえずるわけですよ。

「築地市場ひろーい!」

「マグロってほんとうに動かなくてちょう受けるんですけどー」

「フォークリフト近くを走りすぎじゃね? ありえなくね?」

「マグロが32匹競り落とされましたー。祭りじゃー」

なんかもう、築地市場でたとえると、かえってわかりづらいうえに、
築地市場そのものの感想も入ってますけど、
なんだろうなあ、簡単にいうと、すっごくたのしそうなわけです!

で、思うわけです。

「次は俺も参加したいなー」って。

いやいやいや。

馬鹿かと。

確かそれ半年前も思ったよな?
でも今回参加していないよな?
それどころか見学すら行ってないよな?

そこ。

何故それができなかったんだろうか。
「根気」のせいだろうか?

まあそれもあるかもしれない。
確かにかなり飽きっぽいし。

でもそれだけじゃなさそうだ。
だって、本当にやりたいことなら、飽きないでしょ?

つまりこういうことだ。

俺は自分が本当にやりたいことがわかっていない。
表層的なたのしさに心を奪われて、ふわふわと参加したい「きぶん」になっているだけなのだ。

このふわふわ野郎! ちょ、おま、これ柔軟材つかったな?

それ。
・・・・・・え、どれ?

なにかに心を奪われたとき、なにかをやりたいと思ったとき、
いったん立ち止まって、自分が本当に求めているのはなにかを掘り下げて考えること。

それが重要なのだ。

何故なら、
本当に欲しいものじゃないければ、本気で頑張れないからだ。
(本気じゃなければ、それをつかむことはできない)

そして、
本当に求めているものがわからなければ、つかもうとしているのが本当に求めているものかどうかがわからないからだ。
(本当に欲しいものじゃなければ、つかめても満足できない)

逆に、
本当に欲しいものさえわかっていれば、他のやり方を選ぶことだってできる。

文学フリマに参加したいという欲望の根にはなにがあるのか?

  • みんなと一緒にひとつのものを創りあげたい?
  • 作品を多くの人に読んで欲しい?
  • 誰かと知り合いになりたい?
  • 自分の作品を形に残したい?

ほらね?

こう見ていくと、いくつかの欲望は、文学フリマじゃなくても実現できることに気づく。
だったら文学フリマに参加する前提で物事を進めるのは考えもんだ。

*

ふわふわと浮かぶ雲に目を奪われるのではなくて、欲望の根を掘り下げてつかむこと。
それが雲をつかむ最良にして唯一の方法だと思う。

(お気楽に雲ばかり見あげていると、降りれなくなっちゃうよ小猫ちゃん)

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

【感想】Twitter(#kantantanka)投稿作品の感想(2010.12.4)

4470169024_f33c33024f
"Some rights reserved by Xanetia"

こんにちは。管理人です。
いえーい。おじいちゃん見てるー?

今回は久しぶりに人様の短歌の感想を書くことにします!

基本スタンスは、
好きな作品だけを対象に、愛情を込めて感想をつける!
これだけです。

今回はTwitter(#kantantanka)に最近投稿された作品のなかから、好きな作品を選びました。

それでは早速いってみましょうか!


■感想

※筆名がついていなかったものはTwitterアカウント名を管理人が追記しています。


抱き合って眠るためには少しだけ君を嫌いにならないと 駄目(六条くるる)

名前が「くるる」だけあって、六条くるるさんの作品はひねくれてますね!
しかし、そこが作品の魅力です!
リズムもいいし、完成度が高いんだよなー。


人生のほとんど全部あげるから君のお金を僕にちょうだい(六条くるる)

引きつづき六条くるるさん。
みなさんどうですか? このひねくれっぷり!
まあでも、なんか憎めないんですよねー。
ついついお金をあげてもいい気になるからふしぎ!
人生のほとんど全部をくれるって話だしなー。


戻る場所あるって事が今僕の誇りでもあり保険でもある(@tocotomoko)

作品の意味は明瞭じゃないんですが、すごく気になる作品です。
築きあげてきた何か(人間関係とかキャリアとか資産とか)があるってことが、
主人公の誇りだし、いざという時に守ってくれる保険でもある、って感じでしょうか。
なかなか深い作品ですな。


君のこと考えてると眠れない 胸ではなくて頭が痛い(六条くるる)

これもひねくれてるなー。
もう「くるる」を超えて「くるんくるん」の域に達しています!
しかし、ここまでひねくれるなんて。六条くるるさん。なにがあったんだ。
六条くるるさんの作品は全体的にレベルが高い。
今後の作品に要注目です!


もう少しだけでいいから左手の届く範囲にいさせてほしい(真木さわこ)

かつて「ツンデレ歌人」として一世を風靡した真木さわこさんですが・・・・・・。
どうしたさわこ? 何かあったのか?
驚くべき豹変ぶりですね・・・・・・。
それはともかく主人公の控えめな態度にぐっときました。
「左手の届く範囲」という具体的な描写もいい!


少しだけ足が触れてる それだけで言いたいことは全部わかった(檀可南子)

なにこの高度なコミュニケーション。こわい。
まあでもわかる気がする。
ずっと暮らしているとちょっと体が触れただけで相手の感情が伝わったりしますもんね。
この作品で、相手が怒っているのか喜んでいるのか、
前後の状況がわからないので確信は持てませんが、
そんなふうに背後のストーリーを知りたくさせる魅力がある作品です!


最後まで勝負する気がないのなら 最初から手をだしたりすんな(檀可南子)

檀可南子△!
リズムもいいし、言うことなし!


二回目のキスはそういうことですね?そう思ってもいいんですよね?(真木さわこ)

ほんとうにどうした? さわこ。
つらい恋でもしているのかい?
主人公の必死さが切ない作品です・・・・・・。


とりあえずそこにしばらく立っていて 今から脳に焼き付けるから (ショージサキ)

ふてぶてしいんだか、おくゆかしいんだか、よくわからない主人公像がおもしろい。
すごくどうでもいいことだし、感想とはまったく関係ないんですが、
「おくゆかしい」「おかゆほしい」って似てますよねー。


好きでした 好きだったはず たぶん好き だってあんなに 泣いたりしたし(@miyudolce)

このあとに紹介する作品もそうなんだけど、過去形シリーズ流行ってるの?
過去形に着目すること自体は決して新しくないんですが、
この作品は「だってあんなに 泣いたりしたし」というフレーズが魅力的でした!


愛してた大好きだった大丈夫もう過去形で全部話せる(@Ta_Kana_)

出ました。名作です・・・・・・。
過去形ネタは新しくないとさっき言いましたが、これだけ完成度が高ければ言うことなしです。
失恋したばかりの人たちみんなに読んでほしい作品ですね!


「ここではないどこかへ」なんて言ってるときっとどこへも行けなくなるね(ごみたゆうこ)

恋人どうしの会話というふうに読みました。
ふたりのほんわかした関係性がなんとなくうかがえるところが好みです!
「夢みたいなこと言ってるとなにもできないよ」と叱責しているようにも聞こえるんですが、
「まあでもずっとここにいてもいいよね?」と、あたたかく世界を肯定しているように僕には聞こえました。


酒なしに生きていけない人生もいいんじゃねえのと笑うカナリア(@tocotomoko)

ロックですね!
チバユースケを思いだしました。
あと、インコさんのことも思いだしました。

*

いかがでしたか?
いい作品がいっぱいでしたね!

いやー、しかし久しぶりの感想だったので、
こんな感じでよかったのか不安でいっぱいです・・・・・・。

ではまた、忘れころにお会いしましょう。

あばよ!


人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (6) | トラックバック (0)

【新作短歌】ありがとう

3366007510_8fbcbf37a3_2
"Some rights reserved by lrargerich"


ありがとう くそばっかりの世の中がロックンロールを育ててくれた(長瀬大)

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【新作短歌】前を向け

1347554425_d70e63b75f

"Some rights reserved by kthypryn"


前を向け たとえ欠点だらけでも たとえ欠点だけだとしても(長瀬大)

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【新作短歌】ぼくたちが

66671425_e152188fe0
"Some rights reserved by liberalmind1012"


ぼくたちが野党気分でいるうちはどこが与党になってもおなじ(長瀬大)

人気ブログランキングへ←管理人の「やる気スイッチ」ですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まだ見ぬ息子におくる手紙

380185089_2b62bb34eb
"Some rights reserved by mikecpeck"

2010.12.3に、Twitterでつぶやいた内容の再編集版です。ラスト五文字の破壊力をご堪能あれ。2回目は「息子」をラスト五文字に置き換えて読んでください。全然違う意味に聞こえます

息子よ。

人間の価値を決めるのは、器の大きさでも、入っている水の量でもなく、
器いっぱいに注げたかどうかじゃないか?

能力のある人はすごいと思うし感心もするけど、それだけじゃ尊敬できない。
逆に能力がなくても精一杯努力している人は尊敬できる。

だから、ちゃんと努力できる人間になりなさい。

アタマとカラダを使いきって死ぬこと。
それが究極の目標だ。

おちんちん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 2日 (木)

百年後

5184945893_4c2b5d7fe2
"Some rights reserved by lrargerich"

百年後 ドラミとドラえもんがいて ぼくらがみんな 死んでる世界 (長瀬大)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 1日 (水)

【特別企画】通勤電車で必ず座れるテクニックを考えてみた(その1)

2073261698_89584e4697
"Some rights reserved by hsjfender"

こんにちは。
今日は趣向を変えて通勤電車ネタです。

ええ。短歌にはぜんぜん関係ないですよ?

*

みなさんの通勤・通学時間はどれくらいですか?
管理人は毎日往復5時間弱かけて通勤しています。

5時間と聞くとおどろく人もいるでしょうが、
世界一周旅行中は、10時間以上の移動が日常的だったし、
そんなに苦じゃないんです。

それでも「座れたらいいなあ」とは思う。
本を読むにしても、立ってるより座ったほうが読みやすいですからねー。

*

でもこれがなかなか座れないんですよ!
まったく座れないこともしばしばある。

そこでいろいろと知恵をしぼるわけです。
たとえばこんな感じ。

  • 学生を狙う。彼らはそこまで長距離移動しないはずだ。

でもまあこれが見事にうまくいきません。

特にここ最近は連戦連敗・・・・・・。
ひどい時には自分の両隣が2回入れ替わったのに座れないなんてこともありました。

そりゃ吊り革を握る手もぷるぷる震えるってもんですよ!

*

とまあそんなことをTwitterで愚痴っていたら、
tankana さんが「電車で座る技術」という感じの本を教えてくれました。

「これだよ!」

管理人は思わずひざ(←目の前で座っているおさーんの)を打ちました。

「ちょっと調べればきっとすばらしいテクニックがあるに違いない!」

目から鱗(←おさーんの)とはまさにこのことです。

*

前振りが長くなりましたが、次回から具体的なテクニックを紹介していくつもりです。
実のところ、まだ調べてもいないので、良いアイデアをお持ちの方はぜひ教えてください!

ちなみに管理人にも、だいぶ前からあたためているアイデアがひとつあります。
それもあわせて紹介しますね。

*

では、最後に短歌サイトらしく、電車がらみの短歌を紹介してお別れです。
(出来はひどいけど、電車がらみの作品はこれくらいしかなかったんです・・・・・・)

*

「満員の電車」と書いて「デスメトロ」と読みたい クラウザーになりたい (長瀬大)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »