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2010年12月 6日 (月)

【短考】雲を見あげるまえに欲望の根をつかまえろ

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"Some rights reserved by Délirante bestiole [l'Amour est ailleurs... toujo
"

こんにちは。管理人です。

去る12月5日(日)に、東京で「文学フリマ」というイベントが開催されました。
すごーく簡単にいうと「コミケの文芸版」です。

コミケもわからない人のために説明すると、
まああれだよ、築地市場のマグロ? そのマグロを文芸に置き換えてみなさいよ。

それ。

管理人は「それ」には参加しなかったのですが、知り合いが何人か参加しました。
で、その人たちがTwitterでさえずるわけですよ。

「築地市場ひろーい!」

「マグロってほんとうに動かなくてちょう受けるんですけどー」

「フォークリフト近くを走りすぎじゃね? ありえなくね?」

「マグロが32匹競り落とされましたー。祭りじゃー」

なんかもう、築地市場でたとえると、かえってわかりづらいうえに、
築地市場そのものの感想も入ってますけど、
なんだろうなあ、簡単にいうと、すっごくたのしそうなわけです!

で、思うわけです。

「次は俺も参加したいなー」って。

いやいやいや。

馬鹿かと。

確かそれ半年前も思ったよな?
でも今回参加していないよな?
それどころか見学すら行ってないよな?

そこ。

何故それができなかったんだろうか。
「根気」のせいだろうか?

まあそれもあるかもしれない。
確かにかなり飽きっぽいし。

でもそれだけじゃなさそうだ。
だって、本当にやりたいことなら、飽きないでしょ?

つまりこういうことだ。

俺は自分が本当にやりたいことがわかっていない。
表層的なたのしさに心を奪われて、ふわふわと参加したい「きぶん」になっているだけなのだ。

このふわふわ野郎! ちょ、おま、これ柔軟材つかったな?

それ。
・・・・・・え、どれ?

なにかに心を奪われたとき、なにかをやりたいと思ったとき、
いったん立ち止まって、自分が本当に求めているのはなにかを掘り下げて考えること。

それが重要なのだ。

何故なら、
本当に欲しいものじゃないければ、本気で頑張れないからだ。
(本気じゃなければ、それをつかむことはできない)

そして、
本当に求めているものがわからなければ、つかもうとしているのが本当に求めているものかどうかがわからないからだ。
(本当に欲しいものじゃなければ、つかめても満足できない)

逆に、
本当に欲しいものさえわかっていれば、他のやり方を選ぶことだってできる。

文学フリマに参加したいという欲望の根にはなにがあるのか?

  • みんなと一緒にひとつのものを創りあげたい?
  • 作品を多くの人に読んで欲しい?
  • 誰かと知り合いになりたい?
  • 自分の作品を形に残したい?

ほらね?

こう見ていくと、いくつかの欲望は、文学フリマじゃなくても実現できることに気づく。
だったら文学フリマに参加する前提で物事を進めるのは考えもんだ。

*

ふわふわと浮かぶ雲に目を奪われるのではなくて、欲望の根を掘り下げてつかむこと。
それが雲をつかむ最良にして唯一の方法だと思う。

(お気楽に雲ばかり見あげていると、降りれなくなっちゃうよ小猫ちゃん)

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短歌のことを考えました」カテゴリの記事

コメント

コミケで例えると、修羅場したいみたいな欲望…。
身に覚えがあるので、ずきゅんときました。

投稿: 久坂友紀 | 2010年12月 7日 (火) 00時33分

久坂友紀さん

コメントいたみいります。
以下はコメントバックの体裁をとったエントリーの補足。

ふがいない自分を非難するために書いた
自分への悪口みたいなエントリーなので、
攻撃的な文章になってしまいました。

他の誰かを批判する類のものではないです。

>修羅場したいみたいな欲望…。

こういうのだって別にありだと思うんですよねー。
実際それがたのしくて、後になっても満足できるなら尚更。

ただ、自分にひきつけて考えると、
文学フリマに参加しても満足できるとは限らないし、
参加するにしても参加の仕方が重要だと考えたのでした。

たとえば、みんなとわいわいやりたいのなら、
ひとりで出展しても意味がないよね。

まあ、わかりやすくいうとそういうことです。

そして、本来の目的を見つめるという行為は、
短歌づくりとか創作活動とかビジネスにおいても通じる大事なことだと思ったので、
エントリーしたのでした。

もちろん一方で四の五の言わずに参加してみろっていうセレンディップな考え方もありだと思うけど。

・・・・・・長いよ。

投稿: 管理人 | 2010年12月 7日 (火) 06時58分

個人的にタイムリーな記事でした。とりあえず勢いで雲に飛び乗ってしまえば、足元の雲は簡単につかめるぐらいの気持ちでいたので。もう乗りかかった雲なのですが。いろいろヒントになりました。ありがとうございます。

投稿: 実山咲千花 | 2010年12月 7日 (火) 07時55分

実山咲千花さん

こんにちは!

>とりあえず勢いで雲に飛び乗ってしまえば、足元の雲は簡単につかめるぐらいの気持ちでいたので。

これはこれで真理なんですよね。

乗っちゃった雲が変なところに行きついたら嫌だから、
事前によーく考えようってエントリーなんですが、
乗ってみてはじめてわかることもあるし、難しいところですね。

バランスとかいっちゃうとつまらない結論になっちゃいますが、
まあそういうことなんでしょう。

投稿: 管理人 | 2010年12月 7日 (火) 21時45分

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