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2010年5月30日 - 2010年6月5日の17件の記事

2010年6月 5日 (土)

【短考】そのまばゆい光はすべての攻撃を無効化するという……<守破離!>

こんにちは。
管理おじいちゃんリターンズじゃよ。

このおじいちゃんキャラの使い勝手のよさは異常じゃな!

今日は地で書けないほど心がぐんにゃりしておるので、
代理出演というわけじゃ。

困ったもんじゃのう。

むう?
一部の輩は「某所でのあいさつネタ再利用かよ……」とか思っていそうじゃな。

喝!

空気を読まんか! JKじゃぞ! ←KYのまちがい

まあよい。

今回はかるーいねたじゃ。
多くの人にとってはあたりまえの内容かもしれん。

でも実は奥がふかくてむずかしい話じゃぞ?

今回のてーまは「守破離」じゃ。

■守破離とは?

みなは知っておる言葉じゃったかのう?

ほっほっほ。

今回のたいとるから察するに「防御魔法」かなにかじゃと思っているようじゃな?

喝!

そんなわけないじゃろう! この「にちゃんねる脳」めが!

うきぺであから引用しておいたから熟読するんじゃな。(強調:管理じじい)

技芸の上達についての言葉で、守破離という言葉がある。 =まずは決められた通りの動き、つまり形を忠実に守り、 =守で学んだ基本に自分なりの応用を加え、 =形に囚われない自由な境地に至るというものである。 つまり形をしっかりと身に付けることではじめて、高度な応用や個性の発揮が可能になるということである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 形稽古

よし。これで守破離のことは理解したな?

■つまりどういうことだってばよ?

つまりじゃな。これは短歌づくりにも当てはまるということじゃ。

短歌にも「いろいろな形」があるのはみなも知っておるじゃろう?
たとえば「五七五七七の定形」はその代表じゃな。

そういった基本的な形の他にも、
入門書やお師匠さまや結社によって「それぞれの形」があるはずじゃ。

枡野浩一和尚提唱の「かんたん短歌」にも「形」はあるんじゃよ?
たとえば「現代のふつうの書き言葉で表現する」ことがそうじゃな。

他にも「なるべく記号を使わない」とかいろいろあるんじゃが、
くわしくは こちら や こちら を参考にするようにな。

要するに、初心者のうちはまずその教えを忠実に守った方がいいということじゃな!

■いつまでも言いなりでも駄目

もうひとつ大事なことは「いつまでも忠実に守っていてもいけない」ということじゃ。

遅かれ早かれ、みなも「師匠の言うことがいつも正しいのか」と疑問に思うことじゃろう。
そして実際に「師匠の言うことがいつも正しいなんてことはありえない」のじゃ!

師匠とみなはちがう人間じゃろ?
当然、好みも、価値観も、表現の目的も異なる。

すべて同じやり方でうまくいくはずがないんじゃ!

いずれはみなも「自分の頭で考え、自分の足で先に進む」必要がある。
それが表現する者の定めというわけじゃな。

■でも見切りが早すぎないかい?

しかし、管理じじいがハタから見ていて、
ちーっとばかし見切りが早すぎるように思うんじゃ。

ほんとうに、形に逆らって自分の頭と足で歩いていける力が身についているのかのう……。

管理じじいはそこが心配じゃな。

もちろんこの見切りはむずかいいもんじゃから、
失敗しながら行きつ戻りつするしかないかもしれん。

だから絶えず「自分の考えかたへの疑い」は持っておいたほうがいいと思うぞ?

■まとめ

それでは今回のまとめじゃ!

1. 守破離の考えかたは短歌にも通じる
2. まずは「形」をしっかりと守ることが大事
3. いずれ「自分なりの形」を模索していく必要があるが、
4. いつ「形」を離れるタイミングかを知るのは難しいので、
5. 絶えず自分の考えを疑いながら失敗を重ねていくしかない

どうじゃな? 守破離の奥の深さをわかってもらえたじゃろうか?

それではまた会う日までさらばじゃ!

じゃあの。(声:竹原)

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【感想】題詠blog2010 お題「暇」への投稿作品(2010.6.5)

こんにちは。疲労困憊です。
今年もよろしくお願いします。

今回は題詠blog2010のお題「暇」に投稿された作品の感想を書きまーす。

前回の記事はちょんのま↓

【感想】題詠blog2010 お題「春」への投稿作品(2010.5.29)

それでは、さっそく感想に入ります!

■感想

002:暇(蓮野 唯) (万象の奇夜)
よかよかと余暇を楽しむのたのたとコタツでみかんコタツで短歌

リズム感があって、読んでいてたのしい作品ですねー。
内容もほのぼのしていて、リズムにあっていると思いました。

002:暇(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2010)
君用に作った時間が流れ出す明日はきっと暇だと思う

わざわざ時間をつくったくせに
「明日はきっと暇だと思う」なんて言っちゃうところがかわいいなー。
すかっとした爽快感のある作品ですね。

002:暇(菅野さやか) (あの夏飛行機が落ちるまでずっと)
金出して暇を買いたい人あれば暇を売りたい窓際もある

確かに。
暇のある人/ない人の両方いるんだよ、
という内容の作品は他になかったかもしれません。
冷静な観察眼の光る逸品ですね!

002:暇(ひじり純子) (純情短歌)
忙しい中に暇あり 有効に使いこなして自分の時間

「スキマ時間」の活用ですね? わかります。
勝間和代が好きそうな内容です!

002:暇(酒井景二朗) (F.S.D.)
手拔かりはないか休暇は明日からだ下着の色の吟味はしたか

いやだ……不倫旅行かしら……?
「下着の色の吟味はしたか」という表現がすごく生々しいです……。

002:暇(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
金曜の夜は暇でも忙しいふりする恋の法則ガール

恋の駆け引きですね? わかります。
駆け引きはほどほどにしないと誰も誘ってくれなくなるので注意してくださいね?

002:暇(中村あけ海)  (庶務課中村が承りました)
三月の夜にきらめくぼくたちの繰り越せなかった有給休暇    

中村あけ海さんの作品はふしぎな魅力があるんですよねー。
ちょっとゆるーい感じが管理人の好みです。

002:暇(コバライチ*キコ) (ペーパードリーム)
「暇してます」そんな看板ぶらさげてほおづえついて笑っていたい

コバライチ*キコさん! 笑っている場合じゃないよ!
でもこの「不幸を不幸と思わない主人公像」がとても魅力的でした!
ぐっときた。

002:暇(あみー) (正直なたましい)
人生の長期休暇が人一倍訪れやすい体質なんだ

やさしい解釈ですねー。
これが他の人にあてた言葉だったらすごく魅力的。
自分への言い訳だったら「こら!」って感じです!

002:暇(ぱかり) (SUNEO-DIARY)
暇人に都合がいいね暇人の願ってみせる世界平和は

ちょっと意味があいまいかなーとは思ったんですが、内容は普遍的で鋭い!
この作品の構造は幅広く応用が利きそうですね。

002:暇(只野ハル) (Ordinary days)
暇だなあと欠伸しながら言える日がきたら猫を飼おうと思う

これは名作ですねー。
「暇」というお題を見事に詠み込んでいるし、作品の内容もステキです!

002:暇(さまよいくらげ) (よみあるく日々)
「暇」なんて年賀ハガキに書かないで会いに行きたくなっちゃうじゃない

内容はオーソドックスなんですが、作品の完成度が高いなー。
リズムもすごくいい。

002:暇(ふみ吉) (882323文芸部)
「どうせ暇なんだろお前」ぞんざいな飲みの誘いにシッポは揺れる

かわいらしい作品なんですが、ちょっとかなしくもありますね……。
「恋愛は好きになり過ぎたほうが負け」だもんな。

002:暇(志井一) (日記ホプキンス)
三十分くらいかかって推敲をして「暇です」とメールを返す

これも名作ですね!
時間の経過がうまーく表現されていると思いました。
そして結論が「暇です」というのもうまい!
主人公の心情が目に浮かぶようです。

*

いやー。今回も選ぶのたいへんでした。

前回との比較でいうと、「暇」というお題のせいか、
暗めの作品が多かった印象です。

お題ごとに性格みたいなのが出てくるのも題詠blogのおもしろいところですね!

ちなみに管理人の作品はこちら。
ハッキリ言って失敗作です……。

002:暇(長瀬大) (短歌ウルフR)
暇人にじゅうじゅう炒められているもやしはもやし忙しそうだ

「もやし忙しい」って響きおもしろくね?

という発想だけでつくったのですが、伝わらない伝わらないよ。

暇人にじゅうじゅう炒められているもやしのほうは忙しそうだ

これくらいにしておけば良かったかな?

まあいいや。

ではまた!

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【感想】「暖炉とか薪ストーブとかある部屋の良さを伝える短歌大賞」2月27日の予選通過作品

こんにちは。元気なしの助です。
誰か元気玉でもつくろうとしているんでしょうか?

さて、今回はタイトルにある通り、2月27日の予選通過作品の感想を書いていきます。
好きな作品だけを取りあげて、ゆるゆるコメントしていきますよー。

■感想

すれ違うふたりの思い投げ入れて薪ストーブはあったかいです (中村梨々)

「薪ストーブはあったかいです」というフレーズがあったかいです!
いやなことがあったけど、薪ストーブがなぐさめてくれているという状況設定もうまい。

今日の日のことは暖炉で燃やします あしたのことは空を見てから (中村梨々)

中村梨々さんは敬語づかいがうまいなー。
「あしたのことは空を見てから」という余裕な態度もいいですね!
大人って感じがします。

あかあかと燃える暖炉を愛でながらふたりで食べる白い恋人 (レレレ田村)

「あかあか」に対して「白い恋人」という対比がうまいですねー。
寒い日にあったかいところで食べるチョコレートってうまそうだなあと思わせるのもいい。

おかえりと出迎えた母に頷いて薪ストーブにただいまを言う (真木さわこ)

ちょっと距離のある母子関係なんでしょうか。
とても実感のある作品という意味で目立っていました!

あなたとの間に暖炉でもなけりゃ誤魔化せそうにないこのほっぺ (山口朔子)

かわいらしい作品です!
「ほっぺ」もいい!

もうじきにぼくは生まれるじいちゃんが薪ストーブに火を入れました (中村梨々)

状況設定がとってもユニークですね!
まさに生まれようとしているところなんでしょうか?
ドラマ性があっておもしろいなー。

僕たちは眠らない 薪ストーブの薪が案外早く減るから (倉岡百枝)

「へー」という発見と、ひねくれた感じが、おもしろい作品です!

父親になると決まった弟が暖炉の前で腕立てをする (倉岡百枝)

ふつうちょっと思いつかないけど、
言われてみればふしぎと納得できる、そんな盲点をつく作品ですね。
倉岡百枝さんは、そういう発想を詠み込むのがうまいなあ。

見習って暖炉はごはん残さずにメラメラ元気になってるじゃない (宇津つよし)

むはー。おら、ムラムラしてきたぞ!
「メラメラ元気になってるじゃない」がたのしい作品ですね。

見ちゃったわ若奥様がこっそりと薪ストーブでなにか燃やすの (レレレ田村)

おもしろいなー。
レレレ田村さんは発想がゆたかなところが最大の魅力だと思うけど、
文章としての完成度の高さも見逃せません!

沈黙が気詰まりでない人と住む家に暖炉もあるなら無敵 (宮田ふゆこ)

暖炉の前でふたり静かにたたずみながら、
ゆっくりとしたしあわせな時間を過ごすんですね? わかります。
情景がとても魅力的でした!

とろーりとあぶったチーズを黒パンに薪ストーブでハイジになれる (小野伊都子)

定番の「まんが飯」を見事に短歌化しましたね!
管理人はよだれが止まりませんよ?

燃えろ!愛!!薪ストーブの火のごとく 命短し恋せよ乙女 (yako)

うおー! 熱い作品だー!
「命短し恋せよ乙女」は手垢のついた慣用表現なんですが、
前半の熱さをうまく受け止めているという意味で大成功じゃないかと!

まっかっかなのは暖炉のせいだから 照れてるわけじゃないんだからね! (yako)

yakoさんの作風は情熱的ですなー!
あまり他に見ない作風という点でも実に興味深い。(声:福山雅治)
しかも、実は作品の完成度が高いです。
yakoさん。要チェック人物や!

帰宅して薪ストーブに火を入れてウチがいいねと言うまでが旅 (レレレ田村)

名作……。
村のみなー! 名作が出たぞー!
もう文句のつけようがありません。
すばらしい作品をありがとうございます!

暖炉の火 家族で囲む僕たちはちょっとセレブな原始人です (ごみたゆうこ)

「セレブな原始人」というフレーズに本田博太郎を吹きました!
これも文句のつけようがない完璧な作品ですねー。
しかし、この発想はすごい。

あったかくしたから早く出ておいで 薪ストーブの火の鳴るほうへ (レレレ田村)

発想力と完成度の高さがレレレ田村さんはずば抜けているなー。
「やさしいまなざし」にあふれているのも個人的にはちょう好み。

*

いやー、今回も名作ぞろいでしたねー。

前回の記事でも書きましたが、受賞作品以外にも光が当たるチャンスがあるようです。

http://masuno.de/blog/2010/05/31/post-186.php

このブログでも、最終的には、
管理人が個人的に大好きな作品をさらに厳選して推薦してみようと思いまーす。

それではまた!

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2010年6月 4日 (金)

【感想】ツイッター(#kantantanka)に最近投稿された作品について(2010.6.4)その2

こんにちは。
管理おじいちゃんじゃ。

前回に引き続いての2回目じゃの。

人の作品を読むのも修行のうちじゃ。
ちゃんと前回のも全部読むんじゃぞ?

それではさっそく感想じゃ。

ちーっとばかし厳しいことをいうかもしれんが、
好きなればこそじゃから泣くんじゃないぞー。


■感想

さよならの下手な僕らはいつまでも雨宿りする 五月 バス停(久坂友紀)

情景が魅力的な作品じゃ。
「さよならの下手な僕らはいつまでも雨宿りする」という状況設定は巧みじゃのう。
しかし「五月 バス停」は必要じゃろうか?
ちょっとぽえじーすぎるやもしれん。
かわりにもうちょっと心や状況の動きを表現できるといいかもしれんぞ?


くれよんの減らない色で書き溜めた手紙のどこか滲んだ景色 (ショージサキ)

くれよんの減らない色で書き溜めた手紙」という表現がゆにーくじゃな。
ただし、ちーっと抽象的な表現にすぎるかもしれん。
最近のショージサキ女史の作品は、
抽象度が高くてなにを言いたいのかわかりづらいところがありそうじゃ。
もう少し「めっせーじ」を明確にして具体的に表現してはどうじゃろうか。


我輩は猫であるけど何か用? 猫の言葉じゃ分からないよニャ (二葉吾郎)

あざといにゃあ。
主体がわかりづらかった前回感想分の改作なのかにゃ?
今回は完全に「猫視点」にゃ!
ほのぼのとしてやさしいきもちになれるのがいいにゃー。
喝! ←なぜ喝したし


「そういうの、もういいの」って言われたら「どういうの?」って言いたくなるの(岡本雅哉)

「の」の響きをいかした「声に出して読みたい短歌」じゃな!
  へ へっくしょーん! 

よし子さーん。ちり紙どこじゃー? (お義父さんもう食べたでしょー

そうじゃったかのう。

この作品じゃが、かわいらしい雰囲気で、わしは大好きじゃ!
括弧内の読点(、)をつけるかどうかは好みの問題かもしれん。

あと、もはや岡本雅哉さんの作品にはなんの関係もないんじゃが、
この感想の一行目と二行目の左側四文字で「顔」を表現したところも注目じゃな。


「あとで」って言うけど「あと」はこの「いま」が積み重なった結果なのだよ(ごみたゆうこ)

発見力勝負の作品じゃな。
内容はおーそどっくすじゃが真理じゃし力強いぞ。
「なのだよ」という語尾も魅力的じゃ!
この語尾と、りずむのよさが押しつけがましさを中和しているようじゃな。
ただ括弧を多用する表記は老眼にはちーっとこたえるわい……。
表記はくふうの余地があるかもしれんな。


日本語としてまちがってないものの「ごめん」に「はい」では足りないらしい(is)

is女史は「発見」だけで立ち止まらず
かならず「表現」をくふうするところがすばらしいところじゃな!
管理人じじいも見習わなければならんのう。


(
すれちがうだけでうれしい)(恋だから)(あわててついていかないように)(is)

えらいかっこつけとるのー。
かっこつけなくても魅力的な作品じゃが、
このかっこつけはどういう効果を生んでいるんじゃろうか?
むずかしいところじゃな。


フレンチじゃフランス人に悪いからハレンチキスと呼ぼうじゃないか(大村椅子)

喝! 大喝じゃ!
き、きっすとはなんじゃ! 欧米か!
実にはれんちでくだらない提案じゃが、その突きぬけたくだらなさは評価できるぞい!
ただ、「ふれんちちっす」「はれんち」じゃないと思うがのう?
はれんちなのは「でぃーぷちっす」だと思うんじゃが。 ※
事実より語呂を優先したように見えることで説得力がちーっと弱くなってしまったかもしれんな。
そこが残念なところじゃ。


レレレ田村さんよりご指摘をいただいたのじゃが、
「フレンチキス=ディープキス」だそうじゃ……。 証拠
なるほどわしのような誤解もあるからこそのこの提案なんじゃな。
大村椅子さまに深くお詫びいたします。
反省のために自分の恥ずかしい誤解は消さずにさらしあげじゃ……。
しかしディープキスの意味でもフランス人は気にしなそうじゃな。
ともかくわしに大喝じゃ!



泣き声で起きたひとりの部屋だった確かにきみの声だったんだ(久坂友紀)

久坂友紀女史は、雰囲気のある作品づくりが巧みじゃのー。
かんたん短歌は内容とおなじくらい「雰囲気」が重要じゃ!
その点は他の作者の方々も見習うべきかもしれんな。
この作品もいいと思うんじゃが、ちーっと独りよがりかもしれんな。
状況がいまひとつわからんぞ。
連作のなかでなら、このままでも魅力的だと思うんじゃが。
むずかしいところじゃな。


靴ひもをなおすふりして盗み見た君のくるぶしあたりが好きだ(真木さわこ)

「いんぱくとがちーっと弱い」と指摘したばかりじゃが、この作品は
名作じゃ!
「くるぶし」という「意外性」が効いておるんじゃなー。
これこそ「わあっ」の効果じゃよ! ←前回を参照じゃ
もともと完成度の高い作品をつくる真木さわこ女史じゃから、
「意外性」を手にいれれば「鬼に金棒」ならぬ「つんでれに幼なじみ属性」じゃな!


*

これで感想はおわりじゃ。

きびしいことをいってすまなかったのう。
たまにはこういう指摘も必要だと思ったんじゃ。

名作になる可能性のある作品が、
そのままでおわっていくのは見るに忍びないからの……。

次からはいつもの管理人に戻るんじゃが、
最後にひとつだけ言わせて欲しいことがあるんじゃ。

それは……おっと、もうあの世からお迎えがきたようじゃ。

さらばじゃ! 地獄で待っておるぞ!

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【感想】ツイッター(#kantantanka)に最近投稿された作品について(2010.6.4)その1

こんにちは。
管理おじいちゃんじゃよ。

今日は、つ、ついったーの 米kantandamono はっしゅどびーふ
5月29日から6月4日17時までに投稿された作品が対象じゃ。

はじめに言っておくが、いつもの管理人とってちがって、
わしはちーっとばかし厳しいんじゃ! 喝!

好きな作品を取りあげるのは同じじゃが、
お、お説教めいたことを言うかもしれないんじゃからな!

あと今回、多めにとりあげたので、2回に分けるんじゃ。
これは1回目じゃな。

では、さっそくはじめるとするかのう。

■感想

おやすみと言いつつずっと起きている夜の孤独にいやされたくて(真木さわこ)

内容に共感できるいい作品じゃ!
真木さわこ女史の作品は「頭じゃなく実感から生まれている」感じが魅力じゃな。
ただのう。
真木さわこ女史の作品は、りずむも整っておるし平均点は高いんじゃが、
素直すぎて大当たりしにくい作風かもしれんのう。
「わあっ」と思わせるしかけがひとつ欲しいところじゃ。

このへんの作品も同じじゃな。
実力があるだけに、要求れべるは高くなってしまうんじゃが、おしいのう。

正直なところそんなに好きじゃない腕まくらって首が疲れる(真木さわこ)

手をつなぎ眠れば同じ夢をみることができればいいのだけれど(真木さわこ)

君が今ふりかざしてる正義ってほかの誰かの悪ではないの?(真木さわこ)

わあっ」についてはみなも こちら を参考にするんじゃぞ?


疑いを全部拭ってしまえたら多分魅力もなくなってしまう(檀可南子)

着想がなかなかすばらしいのー。
謎めいたところがあるから魅力も感じるというわけじゃな?
雰囲気があってなかなかいい作品じゃ。

喝!

檀可南子女子の他の作品もそうじゃがりずむがちーっと悪いのが残念じゃ!
一度、五七五七七のりずむを厳守してみてはどうかの?
あと「拭って」という表現もびみょうじゃな。
日本語として不自然じゃ。


あいまいに どうして?なんて言えないし 半信半疑のままのキスとか (笹木真優子)

雰囲気のある作品じゃな。
そこは好みなんじゃが、状況がよくわからんのが残念じゃ。
主人公の気持ちもよくわからんから感情移入もしづらいのう。

こっちの作品も同じじゃな。
ちょっと変わると名作に大化けしそうなだけにおしいのう。

いつもより空気が薄い だけどまだ 助けて、なんて 言えるわけない(笹木真優子)


一日の終わりがきれいな夕日なら今日は勝ったも同然ですね(久坂友紀)

ふぉー。あっぱれじゃー!
今回の作品のなかではこれが一番好きじゃ!
あかるくてぽっぷな作品じゃなー。
読者がいちばん求めているのはこういう作品のはずじゃ。
でもなかなかつくれないのもこういう作品じゃな。
短歌をつくる人は自分の感情を表に出しすぎて暗い作風になりがちじゃからな。

とみせかけて……喝! なにを油断しとるか!

名作ということを前提にあえていじわるなことをいうとじゃな、
「一日の終わり=夕日」というのは違和感をおぼえる人がいるかもしれんな。
ふつうは「夜」だと思うぞ?
あと「今日」という表現もちーっとばかし不自然かもしれん。
説明がむずかしいんじゃが「一日の終わり」が一般的な表現なのに、
「今日」という特定の時点を持ち出しているからかもしれんな。
ただし、このままでもかなり魅力があるので、改作は改悪になる可能性も高いもしれん。
大幅に手を入れる必要はないじゃろうし、改作するなら慎重にやるんじゃな。


歯ぎしりの音でいいから聞かせてよ、それをオカズになんとかするよ(鹿ケ谷街庵)

俗な表現で「男のさみしさ」を表現しようとする姿勢はすばらしいところじゃ!
ただし、婦女子はこういう作風をきらうかもしれんのう。
あと「頭でつくっている」感が強いのも難点じゃな。
読者に「ほんとうはそんなこと思っていないでしょ?」と疑われるとおしまいじゃからな。


まっ白いスニーカーって少しだけ恥ずかしいから汚したくなる(齋藤小鳥)

発見のよろこびを感じる作品じゃな!
齋藤小鳥女史は物の見方がゆにーくなのかもしれん。
ただのう……。ちーっといんぱくとが弱いかもしれんな。
「少しだけ恥ずかしいから」あたりは必須の言葉じゃろうか?
別の表現に置きかえていんぱくとを求めてもいいかもしれん。


死ぬまでにわたしを解るあなたよりあなたを解るわたしで居ます(枡落宙:筆迷中)

内容が魅力的な作品じゃな。
こういうやさしいまなざしの作品はわしの好物じゃわい!
ただとりっきーな構造自体は類似表現がありふれとるのう。
それがわるいわけではないんじゃが、こういう構造は文字数を消費するのが難点じゃ。
構造を変えれば同じ内容のことをもっとくっきりと表現できるやもしれん。
そしてこれは趣味の問題じゃが「解る」という表記には違和感があるのう。
「分解」ということばもあるようにちーっと機械的な感じがするんじゃ。
この作品のやさしいてざわりにふさわしいとは思えんのじゃが。
まあひとつの考えとして聞いてもらえばじゅうぶんじゃ。
「居ます」はひらがなのほうが自然じゃな。


ちんちんをいじった指でいじられて嫌になるよね iPhoneごめん(篠原謙斗)

下ねたじゃな。

*

今回の感想は以上じゃ。

きびしいことをいったかもしれんが、
じじいのお節介と思ってゆるしてくれんか?

それではまた次回。
さらばじゃ!

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2010年6月 3日 (木)

【短考】イグノーベル賞に学ぶ短歌の盛りあげ方

こんばんみ。ビビる大木ですか?

あいさつでもおわかりの通り、管理人はとても元気がありません……。
なので、今日はかるーい話題です。

さっそくいきますかー。

■イグノーベル賞とは

みなさんは「イグノーベル賞」ってご存じですか?
受賞の時期になるとテレビでも取り上げられるので、ご存じの方も多いかも。

簡単にいうと、

人々を笑わせ、考えさせた人に送られる「裏ノーベル賞」

のことです。

以下、「イ グノーベル賞」(Wikipedia)から引用します。 

授賞式は毎年10月、ハーバード大学のサンダーズ・シアターでおこなわれており、「本物の」ノーベル賞受賞者らも出席する。本物のノーベル賞では、式の初めにスウェーデン王室に敬意を払うのに対して、イグノーベル賞では、スウェーデン風ミートボールに敬意を払う。受賞者の旅費、滞在費は自己負担で、式のスピーチでは聴衆から笑いをとることが要求される。制限時間が近づくとぬいぐるみを抱えた少女が受賞者の裾を引っ張り壇上から下ろそうとするが、この少女を買収することによってスピーチを続けることが許される。

このように授賞式からしてふざけているんですが、
受賞作品もかなりおもしろいんですよねー。

たとえば、こんなのがあります。

  • 医学賞「剣呑みの芸とその副作用について」
  • 平和賞「敵兵を同性愛者にする爆弾の開発」
  • 生物多様性賞「恐竜、馬、竜、王女などを含む『ミニ生物』の化石を発見した功績」
  • 物理学賞「九年に一滴落ちる物体の観察」

実にくだらない……。(声:福山雅治)

でも、ここには短歌な人々も学ぶべきことがあるような気がします。
次項で簡単にそのことを書いていきますね。

■短歌にもっとユーモアを

まずは、そのユーモアの精神です!

言うまでもないことですが、ユーモアは人々の心に強く訴えかける効果があります。
一方で短歌の世界ってちょっと「ユーモア欠乏症」な感じがしません?

少なくとも世間のイメージは「真面目」「暗い」「非モテ乙w」って感じです。

だから、短歌はもっともっとユーモアを求めていい
たぶん、それくらいでちょうどいいんだと思います。

■王道が全てじゃない

次に、素晴らしいと思うのは、王道ではない日陰の研究に光をあてているところです!

短歌の世界だと、伝統と格式のある賞は、
すべておおまじめな王道作品に送られます。

まあそれはそれで当然なんですけど、
もっと変な作品に光をあててもいいのになーと常々考えていました。

「コメディ部門」とかがあってもいいじゃない?
もっとたのしもうよ!

あ、ちなみにこのブログでは、上半期・下半期のタイミングで、
いくつかジャンルを設けて勝手に賞を決めるつもりです!

■真剣に馬鹿をやるからおもしろい

ちなみに、イグノーベル賞を受賞する人たちは、みんな真剣なんだそうです!

狙ってやっていないからおもしろいし、
くだらないことを真剣にやっているからおもしろいんですよね。

短歌もそうだと思います。

他人から見たらくだらないことでも、真剣にやっていると、
凄みとか、おもしろさとか、予期しない効果がにじみ出てくることがある。

どうせやるなら真剣にやろう!ってことですね。

*

イグノーベル賞いかがでしたでしょうか?

世の中にはおもしろいことがいっぱいあります。
ちょっと外に目を向けるだけで、短歌の世界ももっとおもしろくできるはず。

今後もこのブログでは、そういう情報をお届けしていきますよ!

それではまた!

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最悪のバレンタインだ もし君が

最悪のバレンタインだ もし君が俺に笑ってくれなければ (長瀬大)

※2002年に「ソニープラザ」のフリーペーパーに掲載された作品
『ショートソング 』(集英社文庫) 著:枡野浩一 にも掲載

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2010年6月 2日 (水)

【感想】「暖炉とか薪ストーブとかある部屋の良さを伝える短歌大賞」2月12日の予選通過作品

こんにちは。管理人です。
そろそろあいさつがネタ切れです。
今年もよろしくお願いします。

さて、今回は先日大賞が発表された

暖炉とか薪ストーブとかある部屋の良さを伝える短歌大賞

について、予告したとおり、お気に入りの作品の感想を書くことにします!

本当は予選通過していない作品もチェックしたかったのですが、
あまりにも数が多いので、予選通過作品に限らせてもらいました。

てか、予選通過作品も良い作品が多すぎですよ!
、し、絞るのがほんとうに大変だったんだからね!

それでは早速感想に入りまーす。
今回は2月12日の回の予選通過作品が対象です!

■感想

よかったら今度遊びに来ませんか 薪ストーブとWiiがあるから (レレレ田村)

完成度が高いですねー。
はっきりいって文句なしです!
そして誘い文句がとても魅力的。
説得力抜群です!

パチパチと薪ストーブが笑ってる あかるくしたしあかるくなれよ (宇津つよし)

「あかるくしたしあかるくなれよ」というフレーズがぐっときます……。
薪が爆ぜる音は確かに笑っているように思えなくもないかも。
そんな発想力もすばらしい作品と思います!

あこがれの薪ストーブとあこがれの動詞「くべる」を手に入れた冬 (山口朔子)

かなり好きな作品です……。
「あこがれの動詞」なんて発想はふつう思いつきません!
リズムもすごくいいんですよねー。
対置された片方だけがカッコ書きなのがちょーっとだけ違和感があるかも。

まっかな手 薪ストーブに近づけて ばあちゃんに聞くじいちゃんのこと (宇野恭子)

オーソドックスでストレートな作品ですねー。
だがそこがいい!
なんとなく田舎の冬の情景って感じがします。
とってもあったかい手ざわりの作品ですね!

恋人もサンタもすでにいますので あとは暖炉に火をつけるだけ (宇津つよし)

枡野浩一さんが書いていた感想にとくに付け加えることはないです!
ちなみに「強がり説」「事実説」かでいうと、管理人の解釈は前者かなー。
「恋人」はともかく「サンタ」なんていないですもんね?

*

感想は以上です!

ちなみに、これが初回の予選通過作品なんですけど、結局ここから大賞が出たんだよなー。
初期衝動ってけっこう重要かも、とちょっと考えさせられました。

次は2月27日の回の予選通過作品を取り上げます!

受賞作品以外からもなんらかの形で採用される動きがあるようなので、
推薦の意味でもなるべく早く書きたいと思っています。

でも次回以降は本当に良い作品が多くてたいへんです……。

それではまた!

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2010年6月 1日 (火)

【感想】2010年5月の新作短歌を自作自薦しました

こんにちは。管理人です。
将来の夢は2014年ブラジルワールドカップの日本代表です。
岡田JAPANをよろしくお願いします。

さっそくですが、毎月恒例の「自作自薦」のコーナーをはじめます!
ちなみに先月の自作自薦はこちら

短歌に限らず、芸術の分野では、

「自作については語らないことがクール」

とされているようですが、管理人はその風潮に必ずしも賛同できません。

作者が語ると誰が損するんだろう?

というわけで、今月もバリバリ自分の作品を誉めたたえて、
むなしさを研ぎ澄ましていきますよー。

■感想

そりゃ俺は三浦春馬じゃないけれどあなたも佐々木希じゃないよ? (長瀬大)

低次元のかなしい言いあらそいですね……。
でもリズムも良いし、完成度の高い作品だと思います!
さすがルックスにコンプレックスのある長瀬大さんならではの名作ですねー。

めちゃくちゃにブランコをこぐ 目の端にいる好きな子をわらわせたくて (長瀬大)

小学生男子の視点でつくられた作品でしょうか?
なかなかいじらしくていいですねー。
「めちゃくちゃ」とか「目の端」は推敲の余地があるかも?
でもブランコ好きの長瀬大さんならではのノスタルジックな名作ですねー。

『駆け抜けて性春』! 君が微笑んでくれたらなんでもできた(気がする) (長瀬大)

GOING STEADYの名曲を詠み込んだ作品ですね!
青春時代の恋愛中に感じる「無敵」な感じと、
大人になった現在の「一歩引いた」感じとの対比がうまく表現できていると思いました。
ドドメ色の人生を送る長瀬大さんならではの古き良き時代への郷愁を誘う悲しき名作ですねー。

引き返してもかまわない 恋愛に片道乗車券はないから (長瀬大)

恋愛を「電車」にたとえた、面白い作品です!
一読すると、冷たい、突き放した感じもしますが、どこかあたたかい感じも受けますね。
恋愛終着駅ではいつも乗り越し精算をする長瀬大さんならではの名作ですねー。

お目当てはブラックタイガー あれ? 東武動物公園名物だよね? (長瀬大)

節子! それホワイトタイガーや!
ブラックタイガーは海老だから! 気をつけて!
思わずそんなツッコミを入れたくなるユーモラスな作品です!
東武動物公園で彼女と致命的なケンカをした長瀬大さんならではの視聴者参加型の名作ですねー。

×サイン出されたのかな でもあれはあの子の必殺技だなきっと (長瀬大)

節子! それ振られたんや!
腕をクロスさせるポーズを「必殺技」に見立てた発想が光る作品です!
さすが底抜けにポジティブでないととてもサバイブできなかった長瀬大さんならではの名作ですねー。

おたがいを疑うことができたならふたりの未来も変わったのかな (長瀬大)

恋のおわりを描いた、深くて静かな余韻が残る名作です……。
「おたがいを疑うことができたなら」という表現がまた切ない。
たぶん「遠慮しすぎて本音を言えないふたり」だったんでしょうね……。
さすが「ノーフューチャー」な長瀬大さんならではの名作ですねー。

東東東南南南北北北西西發發 ←發または西待ち (長瀬大)

ざわ・・・ざわ・・・。
『カイジ』は名作ですよねー。

決め顔を保っているがあの人はうんちをもらしてしまったようだ (長瀬大)

淡々とナンセンスな状況を描写しているところがおかしてくたまらない傑作です!
きっとすごいカッコつけてる人なんだろうなー。
たとえば髭をたくわえたダンディーなおじさまかもしれん。

「日本の政治は変わらないといけない。私が変える!(ぶり)……イエス、ウィーキャン!」

泣ける。
そんな長瀬大便さんの名作ですねー。

短冊に「世界平和」と書いたとき疑問符なんてつけてましたか? (長瀬大)

これも「失ってしまった無邪気さ」を表現した作品ですね。
いつから人は正しいことを素直に信じられなくなるのでしょうか。
そんな「悲しさ」や「やるせなさ」が巧みに表現できていると思いました。
もちろん長瀬大さんならではの名作ですねー。

手をつなぎ駄菓子屋さんで雨やどり ふたりで見ていた虹のはじまり (長瀬大)

初句と三句と結句の三箇所で踏んだ脚韻がチャーミングな作品です!
「虹のはじまり」という表現もステキですね!
こう見ると5月の作品には小学生くらいのことを描いた作品が多いなー。
だいじょうぶか。長瀬大。元気だせよ。
そんな、名前が「大」のくせに学生に戻りたがっている長瀬大さんならではのアンビバレントな名作ですねー。

あたたかい居間にみんなであつまって暖炉のような家族になろう (長瀬大)

「暖炉のような家族になろう」という表現がすばらしいと思います!
笑顔にあふれた、しあわせそうな家族の光景が目にうかぶようです……。
まるで「暖炉の商品コピー」のようですねー。
そんな、「メトス賞 E」を受賞したことをしつこくアピールする長瀬大さんならではのうっとうしい名作ですねー。

*

長い感想となってしまいましたが、いかがだったでしょうか。

管理人はあふれるものをこらえきれそうもありません。
ちょっと泣いてきますね?

それではまた!

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【月刊】2010年5月の検索ワードトップ3!

こんにちは。
おだやかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた伝説の管理人です。
地球をよろしくお願いします。

2010年も6月ということで、5月を振りかえる恒例の企画の第2弾。
今回は「検索ワードトップ3」です!

ちなみに先月の記事はこちら

もちろん今回も最後に「珠玉のおもしろワード」を紹介しますよ!

■ランキングトップ3!

第3位:短歌ウルフ

先月1位に輝いた「ブログタイトル」が3位でしたー。
ご指名でのご来園はありがたいことです。
わかりやすいブログ名をつけて良かった……実に良かったぞー!と思う瞬間です。

第2位:文学フリマ

人気記事ランキングでも上位を独占した「文学フリマ」が第2位。
今月は文学フリマ月間だったんだなー。
短歌と無関係に訪れて、また覗きにきてくれている人はいるんだろうか。
もしそういうことがあればすごく嬉しい。
べ、別に、コメントとかそういうのを残して欲しいわけなんだからね!

第1位:短歌

そして今月の1位は「短歌」でした!
おー。まるで短歌ブログみたいだ……。
「短歌×ちんちん」とか「短歌×下ネタ」とか「短歌×タモリ倶楽部」とか
そういう感じの検索だったのかなー。
はやく「短歌」で上位に表示されるようなブログになりたいもんです!

■番外編

さて、ここからがお待ちかねの番外編ですよー。
みんなあつまれー。

今月もちょうくだらないですよー。

「アスパラガスの意味するもの」

えっちな意味ですね? わかります。
このブログではそういうことになっています。
くわしくは、こちら をお読みください。

「飛び出しの意味」

え……。飛び……出し……?
このブログが検索主さまのお答えになったことを祈るばかりです……。
というか、どういう時に生じる質問でしょうか。

「岡本雅哉さん」

「メトス賞 E仲間」の岡本雅哉さーん。
呼ばれていますよー?
うーん、検索するのにも「さん付け」するなんて、なんて律儀な人なんだ!
ま、でも岡本雅哉さん本人のエゴサーチですね? わかります。

「2010中学生恋愛短歌」

捜しものは見つかったでしょうか……。
なぜ引っかかったし。

「ガスの女王」

奇跡的な検索結果!
くわしくは こちら を。

「時分の作品が評価されない」

たぶん誤字が多いせいじゃないかな?

「おちんちんのやり方」

わかりましたか?

「おちんちんって伝えたくて」

伝わりました。

「あんたのロックンロール」

やだ。かっこいい。

*

最後だいぶ飽きてしまいました。コメントが姉歯物件みたいになってすみません。
ちなみに、今月はこれがベストだと思います!

「http://nagase-m.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/blog-kantantank.html」

検索しなくていいよ! それ答えだから!

それではまた!

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【月刊】2010年5月の人気記事トップ5!

こんにちは。管理人です。
さて、それはどうかな?
今年もよろしくお願いします。

みなさん「スヌーピー」は好きですか?

言わずと知れたチャールズ・M・シュルツ 作
『ピーナッツ』に出てくる世界一有名なビーグル犬です。

管理人は『The Complete Penuts』という豪華本を所持するくらいの
「スヌーピーマニア」なんですが、
ぬいぐるみとか着ぐるみのスヌーピーが嫌いです……。

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なんですかね、この「タレ目」……。
おじいちゃんかよ。

それはともかく、ツイッターのスヌーピーBOTが今日こうつぶやいていました。

祝日が1日もない6月にようこそ!

そこで管理人はこう改変RTしました。

祝日が1日もない6月にようこそ!(千葉県以外) ←短歌に改変

千葉県民なら常識ですが、千葉県は6月15日に「千葉県民の日」という祝日があるのでした!

というわけで今日から6月。
今回は、毎月恒例の「人気記事トップ5」をお届けしまーす。

今月は、かーなーりわかりやすい結果になりました。

■トップ5発表!

第5位
【緊 急ポスト】「枡野浩一のかんたん短歌blog」が休止……だと……!?

先月1位だったこの記事が根強い人気で第5位でしたー。
衝撃の余波が未だにつづいている、ということでしょうか。
これからも毎月しつこくランキング入りして、
かんたん短歌blog復活の足がかりになって欲しいですねー。

第4位
「第十回文学フリマ」で購入した本の紹介

「第十回文学フリマ」で購入した本の紹介記事が第4位でした!
管理人の愛情あふれる感想に涙したひともいたということでもないとか。
素敵な本が多くの注目を集めたのは、管理人にとっても嬉しいことです!

第3位
「第十回文学フリマ」ぶらり見学レポート完結版(後編)

同じく文学フリマの記事が第3位でした!
これは「ぶらり見学レポート三部作」の完結編ですね……。
感動的な展開にハラハラした人もいたのではないでしょうか?

第2位
【復活!】「第十回文学フリマ」ぶらり見学レポート

またしても文学フリマの記事が第2位にランクイン!
こちらは「現場でのプロモーション方法」にスポットをあてた記事です。
音楽でいうところの「デクレッシェンド」の手法が光るレポートです。

第1位
「第十回文学フリマ」ぶらり見学レポート

そして5月の第1位はこの記事でした!
つーかまた文学フリマかよ!
文学フリマブログにしたほうがいいんだろうか……。
まあでも衝撃的なラストシーンが一部で話題を読んだ必読のレポートですよ?

*

今月はイベントものの強さを思い知らせましたねー。
ちなみに2位から4位はほぼ同数でした。

■その他のオススメ記事!

短歌ウルフRは文学フリマだけじゃないぞ!
ということで5月にアップしたオススメの記事を紹介しまーす。

【感想】誤読の部屋 第2回「にぎやかなアスパラガスから飛び出したゆれる女王に飽きている母(星野しずる)」    

ご存知「誤読の部屋」の第2回目です!
今思えば絶頂期でしたね……。
単純に笑えるので未読のかたはぜひ!
ちなみに最近になって「夜の連続誤読小説」として装いも新たになりました。
誰がなんといおうとしばらく続けるんだからね!

【短考】「表現者としてのタイプ」を把握してストレスフリーの作品づくりを!(前編)

短歌ウルフRの「NHK枠」である「短考」から反響のあったこの記事を。
ライフハックブログっぽいテーマで表現者のタイプについて語っています。
これからもライフハックっぽい記事を書いてライフハッカーホイホイを狙いまーす☆

【短考】iPadは短歌などのマイナー文芸を救えるか?

時事ネタでありながら、まったく反響のなかったこの記事ですが管理人は気に入ってるんだよ!
「短歌をつくる」その先には「人に伝える」さらに「お金を稼ぐ」という道もあるわけで、
あまり語られないけどこういう視点も必要だよなー、と思って書いた記事です。
今後も引きつづき書いていくので、ちょっとは興味を持ってくれると嬉しいんだからね!

【短考】短歌コンテストに参加して感じたこと(後編:コンテスト必勝法)

つい先日5月31日の記事です!
前編 もぜひ読んで欲しいですが、こっちのほうが面白いと思う。
これであなたもコンテストで大賞が取れるかも! ←あくまでも読者の個人的な感想であり、効果を保証するものではありません

【短考】戦略的な短歌づくりに欠かせない「歌人ライフサイクル」について(出展:かんたん短歌ペディア)

5月のベスト記事はこれかなー。
反響もかなりありました!
おそらく読んでいる人たちの問題意識にぐさりと刺さったんだと思います。
まあ内容は半分冗談なので、気軽に読んでいただければと!

*

ブログネタは山のように考えているので、
これからも、より刺激的で面白いブログをお届けできると思います。

今後もどうぞよろしくお願いします!

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2010年5月31日 (月)

【短考】短歌コンテストに参加して感じたこと(後編:コンテスト必勝法)

こんにちは。管理人です。
好きな「琳派」俵屋宗達、好きな「風神雷神図屏風」鈴木其一のです。
今年もよろしくお願いします。

さて、前回に引きつづき今回も短歌コンテストに参加して感じたことを書きます!

【短考】短歌コンテストに参加して感じたこと(前編)

今回は予告どおり「コンテスト必勝法」について語りますよー。

え? 「大賞を取ったわけでもないのにお前が語るな」って?
たは! これは一本とられたなー。

ではさっそくはじめます!(どーん!)

■見抜かれた「あざとさ」

まずは、「メトス賞 E」(ちなみにこの「E」は『キモちE』の「E」のことですね?)に輝いた名作を。

だんだんとぽかぽかしてきた たのしいね 暖炉で団らんしようよ らんらん (長瀬大)

どうです? あざといでしょう?

実際、「最終選考発表!」の記事のなかで、
枡野浩一さんから次のコメントをいただきました。
少し長いですが引用します。(太字強調は筆者)

一人の作者につき一首、と決めて選考しました。
膨大な予選通過作品を眺めていると、
たとえば長瀬大さんの一首のような、
「ほかの人は詠んでいない作風」
のものが上位に浮上してきます。

「暖炉とか薪ストーブのある部屋の
良さを伝える短歌大賞」は、
投稿作品すべてを応募者全員が読むことができるという、
非常に珍しい形式の短歌コンテストでした。
予選通過作品をそのつど発表してきたわけですし、
ほかの人の作品を意識した上で「目立つ」という、
戦略を練ることも可能だったと思います。

しかし最終的には、
あざとさのない一首を大賞に選ぶことができて、
私自身もうれしく思っています。

太字によーく注目してくださいね?

長瀬大さんの一首のような、(中略)
ほかの人の作品を意識した上で「目立つ」という、(中略)
あざとさ

まったくもう!
図星をつくなんて失礼じゃないか!

さすがに枡野浩一さんは鋭いです……。

ただ、この枡野さんの指摘はとても示唆に富んでいると思うんです。
次項からそのことを書いていきますね。

■最後は「王道」が勝つ

まず、最初のわかりやすいメッセージは「最後は王道が勝つ」ということです!

これは負け惜しみでもなんでもないんですが、
今回の最終選考に残った作品が大賞をとれるかも……
なんて期待は1mmも持っていませんでした。

それはコンテストの性格からしても、
ストレートな王道の作品が大賞をとると確信していたからです。

もう少し具体的にいうと、
「家族の関係性をあたたかくとらえて、それを素直に表現した作品」
が大賞にふさわしい、と考えていました。

「じゃあそういう作品をつくれよ」と言うかもしれませんね?

つくりたくてもつくれなかったんだYO!

これは単に実力不足です……。
もういいじゃないか。あまりいってくれるな。わかってるさ。

ちなみに(出来はともかく)事後につくった王道っぽい作品こちら

■「あざとい」のは悪いこと?

もうひとつのメッセージは、「あざいといのは決して悪いことではない」ということです!

もう一度、枡野さんの先ほどのコメントを引用しますね。

膨大な予選通過作品を眺めていると、
たとえば長瀬大さんの一首のような、
「ほかの人は詠んでいない作風」
の ものが上位に浮上してきます。

ほらね?

つまり、「あざとい作品」であっても、
その狙いが正しく、また、その狙いにあった作品がつくれれば、高い評価を得られるんです!

また、「あざとい作品」をつくるためには、
コンテストが求めているものと、他のライバルの特徴を理解している必要があります。

これは、コンテストに臨むうえで必須のマインドセットだと管理人は考えます!

逆に、これが高いレベルでできる人は、
コンテストで良い成績をおさめられる可能性が高い、といえます。

■「あざとい」だけでいいのかな?

今書いたような「あざといやり口」に対しては、
拒否反応を起こす人も多いと思います。

「そんなの悪魔に魂を売りわたしているようなもんだよ……」

誤解のないように言っておきますが、
管理人は、ウケるために心にもないことを短歌にしているわけではありません!

もちろん、自分が表現したいもの、自分が良いと思えるものを作品にしています。
ただし、そこには「コンテストで求められているもの」という制約条件がついているんです。

その制約条件を「魂の売りわたし」といわれたら反論のしようがありません。
でもそれをいったら「コンテスト」になんてそもそも参加できないですよね?

話がちょっとズレました。
結局、大事なのは「作品の質」ということです。

あざとくても、あざとくなくても、
心がなければちゃんと見抜かれるし、
作品の質が低ければ見向きもされません。

なので、これについては「必勝法」でもなんでもないですね☆きゃぴーん

■まとめ

最後に「必勝法」をまとめます。

1. コンテストで求められているものを把握しよう!
2. 他の人の作品を読んで「差別化」できるポイントを見つけよう!
3. でも結局は良い作品を作ることが決定的に重要だし
4. 最後は王道が勝つので
5. コンテストに必勝法なし!
6. ずるーん

それではまた!

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【短考】短歌コンテストに参加して感じたこと(前編)

こんにちはー。管理人ですー。
今回は特に言うことを思いつきませんでしたー
今年もよろしくお願いしますー。

前回の記事、

【緊急ポスト】「暖炉とか薪ストーブのある部屋の良さを伝える短歌大賞」発表

で書いたとおり、今回と次回の2回に分けて、
コンテストに参加して感じたことをまとめてみますー。

コンテストに参加した人も、そうでない人も、ぜひご覧くださいー。

語尾うざいですかー?
じゃあやめますー。

■成長するために競争しよう

みなさん、SMAPの『世界に一つだけの花』という歌は好きですか?
管理人はあまり好きじゃありません……。

そこで歌われている「オンリーワン」という考えかたは大事だと思うし、
そういう考えかたを必要とする人たちがいることもわかります。

でも「競争」も大事です!
というか「花屋の花」だって競争してるよ!

ずいぶん前にそんな思いを短歌にしたこともあります。

競争もせずにオンリーワンなんて言うよりナンバーワンを目指せば? (長瀬大)

ただ、ここで言いたいことは、
「競争は必然」とか「勝つことがすべて」とかそういうことじゃありません。

「競争に身をおくことは成長に役立つ」ということです!

競争というのは、「作品に優劣順位をつける」ということですよね。
つまり、「より優れた作品がそのように評価される」ということでもあります。

したがって、コンテストで1位をとろうと思ったら、
自然とベストを尽くようになるし、自作への自己評価も厳しくなります。

これ、漠然と作品づくりをしていて、
自分の評価基準を越えただけで満足してしまうのとは大きな違いだと思いませんか?

これがコンテストに参加する効用として最も重要だと思う部分です!


■他人の価値観に委ねるということ

また、コンテストでは「作品の評価を他人にすべて委ねる」ことになります。

これも結構重要だと思うんですよね。

【短 考】自分の短歌が思うように評価されないのはなぜか?

という記事で「ジョハリの窓」について触れましたが、
他人の価値観に委ねるのは、「盲点の窓」の存在を認める、ということにつながります。

コンテストの時でもないと、他人と意見が衝突しても、
ついつい、それは「盲点の窓」ではなくて、他人にはわかっていない「秘密の窓」なのだ
と自己弁護しちゃいがちですもんね。

少なくとも管理人はそうです……。

自分に足りないものがあると謙虚に認めるうえでもコンテストの存在はありがたいものです。

■価値観は人それぞれだけど……

今回の受賞作品を見て、
自分だったら違う作品を選ぶ
と思う人がいるかも知れません。

それはよく理解できます。

そのことは、先ほどの記事にも書きました。

【短考】自分の短歌が思うように評価されないのはなぜか?

人の感じかたは違うのが当たり前、という話です。

でも、その話をコンテストに持ち出してはいけません!

なぜなら、コンテストにおいては、
コンテストの価値観というものにそって、厳正に審査されているからです。

そこでは個人の価値観というのは二次的な意味しか持ちません。

もうひとつ重要なことは、

価値観の違いが意味をもってくるのはある程度の水準に達した作品だけ

ということです。

大賞を取るような作品は、どういう場であっても一定の評価を得るのは間違いない。

「価値観の違い」というマジックワードで自分をなぐさめる前に、

「そもそも水準に達していたか?」

と自問することが次につなげる上では大事だと思います。

*

我ながら説教くさくてすみません……。
まあ自分に言い聞かせている部分もあるんですけどねー。

次回は「コンテスト必勝法」という
JAROに訴えられそうな過剰広告な内容をテーマにお届けしますー。

ではまた次回ー。

語尾がうざくてすみませんー。

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【緊急ポスト】「暖炉とか薪ストーブのある部屋の良さを伝える短歌大賞」発表

こんにちは。管理人です。
好きなドラマーはキース・ムーン、好きなどらむすこはアピート・イナザワンテです。
今年もよろしくお願いします。

さて、株式会社メトスが主催した
「暖炉とか薪ストーブのある部屋の良さを伝える短歌大賞」
の受賞作が本日2010年5月31日に発表されました!

大賞は宇津つよしさんです。
おめでとうございました!

管理人もラッキーなことに「メトス賞 E」のひとりに選んでいただきました!
ありがとうございまーす。

だんだんとぽかぽかしてきた たのしいね 暖炉で団らんしようよ らんらん (長瀬大)

個人的に大注目していたレレレ田村さんは副大賞相当の「メトス賞 A」を受賞。
これからも短歌をつづけてくれるといいなー。

他にもステキな作品・作者さんはたくさんいて、
作品募集期間中から感想を書きたくてぷるぷる震えていたんですが、
コンテストという性格上、自重していました。

これで堂々と感想を書けるのも嬉しいところです!

個々の作品の感想は別に書くつもりなので、
まずは、コンテストに関連して、感じたことをいくつか書いてみます。

ちょっと長くなりそうので、1、2回にわけますね。
というわけで続きは次回!

*

最後になりましたが、メトスの方々、枡野浩一さんをはじめ、
コンテストに携わったみなさんおつかれさまでした!

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2010年5月30日 (日)

ムイミン(連作8首)

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何故彼は浜辺で鍋を舐めている舐めさせている鍋も鍋だが


潮騒を平手ではたく もう一度騒いだ時は砂糖をそそぐ


A:「キリン首長いよな」 B:「長い」 A:「不思議だな」 B:「不思議だな」


ぐっすりとねむりこんでるこいびとの耳にラー油を注ぎこみます


家元の家元による家元のために生まれたすばやい赤子


「皮」の字になって眠ろう あと三人増えたら「波」のように眠ろう


決め顔を保っているがあの人はうんちをもらしてしまったようだ


スカートはミニでも平気なの だけどなにかが出ちゃう男の子だもん


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煙突のない屋根なのに戸締りは

煙突のない屋根なのに戸締りはしたのになのになぜにサンタは (長瀬大)

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【夜の連続誤読小説】第1話 犬の涙

こんにちは。すけべ椅子です。
今年もよろしくお願いします。

いきなりサイテーなあいさつからはじまったこのコーナー。
完全にマンネリ(←まんぐり返しじゃないですよ?)に陥った「誤読の部屋」の後継企画です!

誤読の部屋】バックナンバー
第1回「僕だけの集中力を待っているゆれる体を見ていたら夢(星野しずる)」

第2回「にぎやかなアスパラガスから飛び出したゆれる女王に飽きている母(星野しずる)」
第3回「幾何学を忘れ目覚めの週末を集めて風の幾何学でしょう?(星野しずる)」
第4回「誠実な機械じかけの僕のままホットミルクを拾い上げれば(星野しずる)」

「誤読の部屋」は「エロ面白い」と一部のゴドキストからは大好評だったんですが、
谷川俊太郎さんも「WB vol.19」のPDF版で語っていたように、やっぱ短歌ってマイナーな人じゃないですかぁ?

男だったら黙って小説!
オンリーワンよりナンバーワン!
ゴドキストよりハルキスト!

小説王に俺はなる!(どーん)☆きゃぴーん


というわけで「小説家でほんとの私デビュー」しまーす☆

ちなみに、主人公は、例によって非実在歌人星野しずるさんです。
その辺は お 察 し く だ さ い。

*

第1話 犬の涙

私の名前は星野しずる。
非実在系のメガネ女子。

いきなりメタ発言が飛び出したのは作者が小説を書いたことがないからだと思う。

言いわすれていたけど短歌をやっている。
もちろん非処女スイーツ(笑)

彼氏の小汚いアパートで私は目ざめる。
いつの間にか眠ってしまったようだ。
洗面台の鏡に顔を映すと、頬に畳のあとがついている。

横顔になった世俗の失敗はまだら模様の風景になり (星野しずる)

彼は今ここにはいない。
口げんかをしたあとに、怒って出ていってしまったのだ。

たぶん私が悪いのだろう。
彼にひどいことを言ってしまった。

*

「なんかさ」とYoutubeを見ている彼が言った。「このキュートンのパソコンの人って押井守に似ていない? どっちもくたびれた犬顔」

「悪いけどあんたもおなじ顔だから」と私。

二人の間をジャングルの夜にまぎれて冷たい風が吹き抜ける。

「いやいやいや」と引きつった笑顔で彼が言う。「似てないだろ。それよりちょっとこの空気どうすんの? さぶっ」

「いや似てるって。お前がさぶい」

「ぎゃふん」

そして彼は風のように飛び出して行ったのだ。
目にいっぱいのを浮かべながら……。

風になりとけた誰かは見たくない 犬の涙であるかのような (星野しずる)

*

私は「誤読の部屋」に使う短歌をつくっているところだったので、
出て行った彼のことなんて気にもしていなかった。

むしろ安っぽい涙を流す彼のことを軽蔑した。
つーか「ぎゃふん」ってなんだよ。昔の漫画か

「あーあ」

ため息が、がきデカの「死刑!」のポーズを決めている私の口からこぼれる。

最近は、短歌も彼との関係もうまくいかない。
きっと、短歌がうまくいかないことが、彼との関係にも悪い影響を及ぼしているのだ。

ひとりだった時のほうが良い短歌をつくれていたと最近よく考える。
彼のことは好きだ。でも私は歌人でありたい。

「もう潮時なのかもしれないな」

イヤミの「シェー!」のポーズを決めながら私はそうつぶやいた。

突然だけど今は九月
そして、えーと、銀河が嫌いだ。

あたらしい詩人の時を守りたい銀河を嫌うやさしい九月 (星野しずる)

そして私は彼のアパートを後にした。

*

つづきたい

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