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2012年4月 2日 (月)

Sunny(連作6首)

Cover_2


松本大洋の「Sunny」1-2巻をまとめ読みしました。
史上最高傑作すぎて生きるのがつらい・・・・・・。

こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、
3回読んで3回とも泣きました。

しかも「涙が出る」というレベルではなくわりと大泣き。

ストーリーや台詞まわしはもちろん、
各話の扉絵やタイトルだけで泣ける。

こんなに泣いたのは子どものころ以来かも。

*

年を取ると涙もろくなるという通説があるけど、
自分について言えば深くうなずけるところです。

感受性は若い時のほうがありそうなのになんでだろう?

考えてみたんだけど、
年を重ねるほど涙もろくなるのは
長生きしている分、いっぱい傷ついているからじゃないかな。

心についているたくさんの傷は、
かさぶたになっていて、
ふだんは気がつかないけれど、
ちょっとしたことで剥がれて痛むんだろう。

だから大人だって自分の心を大事にしないと駄目だ。
大人だからこそ自分の心を大事にしないと駄目だ。

傷ついたときに慰めてくれる大人はもういないんだから。

そして、自分のことをいちばんよく知っているのは
他ならない自分自身なんだから、
まずは自分が自分を抱きしめてあげなきゃ。

そんなことを考えました。

*

悲しみが薄まることと悲しくはないってことは違うのだろう


ほんとうにぽっかり穴があいていれば苦しみだって感じないのに



年齢を重ねるたびに泣きむしになるのは傷が増えていくから



あの子には思い出すたびあたたかくなれる言葉が必要だった



誰だって心のおくに泣きむしなこどもが体育ずわりしている



あたためてあげて心は強がりで嘘ばかりつく弱虫だから



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